【地震予知・前兆現象】17日連続でTECに強烈な異常が出現~「震災級の大地震がいつ発生してもおかしくはない状況だと推測されます」~(2月17日)[No.0674]
東日本大震災(M9.0)の前にTEC(電離層の全電子数)に現れていた異常
本震直前に電離圏電子数の異常増加現象
地球の上空には電離圏と呼ばれる電子が広がる層が存在し、衛星通信にしばしば遅延や測定誤差をもたらす要因となっています。
電離圏は地震や火山、太陽フレアなどの自然現象やミサイル発射などの人為的事象によって影響を受けます。
電離圏電子数の観察によるマグニチュード8以上の巨大地震発生前の異常検出は、2011年東北地方太平洋沖地震の本震直前に電離圏電子数の異常増加現象が発見されて以降、注目され研究されてきました。
京都大学
17日連続でTECに強烈な異常が出現(2月17日)
14日から本日(17日)にかけてもTEC(Total Electron Content=電離層の全電子数)に強烈な異常が出現しています。
・14日のTEC
・15日のTEC
投稿者:のぼるさん
投稿日:2月16日(木)
こんばんは。17時でこの画像ですから、今日も強烈ですね。
これで15日連続ですか?先日2011年の1月の画像を覗いて見たのですが、ほぼ毎日正常で、2月は3~4日発動といった感じでした。
いかに今が半端ない異常って感じですね。
そして、本日(17日)のTECです。
これで、一連の異常が始まった2022年2月11日から現在までの間に異常が現れた回数は計356回となります。
そして、日本列島全域に強烈な異常が出現しているので『※TECの法則』発動です。
※日本列島全体が赤く表示される(もしくは黒く表示され赤い点が出現する)と、数日以内に日本のどこかでM5~の強い地震が発生するという法則。
法則発動回数は計124回目ということになります。
2月1日から17日連続で強烈な異常が出現したことなります。これまで何度もお伝えしているように、東日本大震災(M9.0)発生前は10日連続でしたから、現在の方が遥かに大きな異常になっています。
のぼるさんがおっしゃっているように「半端ない異常」としか言い表せません。
昨日(16日)に掲載したように、地磁気にも大きな異常(メジャーストーム)が出現しました。
また、有感地震の発生についても非常に少ない状況になっています。
2月15日午前から17日早朝にかけて、地震発生の間隔が22時間ほどになっています。
各データを考え合わせると、本当に震災級の大地震がいつ発生してもおかしくはない状況だと推測されます。
今一度、「水や非常食の備蓄量は十分か」「非常持出袋の中身」「避難経路の確認」「タンス等の家具固定」などをチェックしておいていただきたいと思います。
引き続き、TECの異常を注視していきます。
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