【気になる情報・前兆現象】関東(神奈川、千葉、埼玉)で前兆現象~関東大震災の前にも植物が季節外れの開花~&気がかりな地震雲が出現(2月8日)[No.0219]
宏観異常現象(地震の前兆現象)
地震の前兆現象を「宏観異常現象(こうかんいじょうげんしょう)」と呼ぶことがあります。
地震雲や地震発光現象、地鳴り、原因不明の異臭(焦げた臭い、ガス臭)、動物の異常行動、植物に現れる異変、といった電子機器異常、勝手に電源が点いたり消えたりする等の家電製品の誤作動、テレビやラジオにノイズが入ったり、携帯やWiFiなどの通信に障害が起こるなどの電波障害などが挙げられます。
地震雲が発生する仕組み
地震は地殻の変動によって発生しますが、揺れが発生する前には地殻の内部で摩擦や圧縮が起きて、地殻に含まれる石英(別名:水晶、クリスタル)に圧力が加わって電気が生じます。
この電気エネルギーが電磁波となって地上へ伝わります。そして電磁波は雲を形成することがあるので、それが様々な形の地震雲となって上空に現れるという説が最も有力です。
また、電磁波は磁界にも影響するので、磁界を感じ取れると言われている動物(イルカやクジラなど)が座礁する要因の一つといわれています。
地震雲が出現したりクジラが座礁したからといって、100%の確率ですぐに地震が起こるというわけではありませんが、地殻内部で何らかの異常が発生しているという予測は成り立ちます。
地震雲の種類、地震発生事例についてはこちらをご覧ください。
関東(神奈川、千葉、埼玉)で前兆現象&気がかりな地震雲が出現(2月8日)
投稿者 :食べるの大好きさん
日 時 :2023年1月18日18時
場 所 :埼玉県 川口市
コメント:仕事帰り、珍しい雲が出てることに気付き写真を撮影南西から南方向広い範囲で見えました。
本日、サイトを拝見していた所、肋骨状形地震雲に似ていたので送らせていただきました。
これは、おっしゃっているように「肋骨状形(ろっこつじょうがた)地震雲」だと思われます。線状の雲が肋骨のように並んで現れているのが確認できます。
このタイプの地震雲は、2005年3月に発生した福岡県西方沖地震(M7.0)の時にも出現していたので警戒が必要です。
そして、気になるのは、広い範囲に出現していたということなのでかなり巨大な地震雲だったのではないかと思われますから、地震が発生するならかなりの規模となってしまうことが予想されます。
投稿者 :なおさん
日 時 :2023年2月5日16時
場 所 :千葉県 浦安市
コメント:いろいろと懸念させることがある中、久しぶりに浦安に住む自分にも、あ!えっ?って、思うことがありました。
本日2月5日夕方前に、テレビをみていたら、画面が乱れ一瞬、電波受信エラーで真っ黒の画面に。その後空鳴りが3分ほど続きました。
これは気象のものかと思いますが、しかしこの時期にはあまり見た記憶もなく、雨予報ではないのに、浦安から見て北の方向が1面雲に覆われてました。
自分の真上は雲はほとんどありません。少し気味が悪いと思い、うまく撮れませんでしたが送らせて頂きました。
テレビ画面の乱れですが、ただ単にアンテナの故障や配線の接触が悪くなっているという可能性もありますが、「空鳴り」も発生していたということで宏観異常現象の一つ、「電波障害」が発生したという可能性も否定できません。
2月5日は関東は一日中晴れでしたから、雷が鳴っていたということもないですし、空鳴りとほぼ同時に電波障害が起きていたようなので、やはり地震の前兆現象なのではないかなと思われます。
そして、写真に写っている雲は「断層形(だんそうがた)地震雲」だと思われます。
このタイプは、大規模な雨雲と似ているので発生時の天気を確認する必要がありますが、先に述べたように2月5日は晴れだったので、地震雲である可能性の方が高いと言えます。
断層形地震雲は、2005年の釧路沖地震(M6.4)、2016年の鳥取地震(M6.6)の時にも出現していたので、やはり警戒が必要なタイプです。
そして、埼玉にも非常に気がかりな地震雲が出現しています。
投稿者 :ぴのこさん
日 時 :2023年2月6日22時
場 所 :埼玉県 越谷市
コメント:たまたま空の写真の投稿でこの写真を見つけました。地震雲ではないでしょうか?
越谷市の写真は20時50分過ぎ頃の撮影だった気がします。ただ私の写真ではないのでレオ様のみお願い致します。
写真はぴのこさんが撮影したものではないということで掲載は見送らせていただきましたが、拝見させていただいたところ、「竜巻形(たつまきがた)地震雲」で間違いないかと思います。
グルグルと回転しながら、上へと伸びている雲です。
竜巻形地震雲は、阪神・淡路大震災(M7.3)の時にも出現していたので、要警戒なタイプです。
そして、さらに気がかりな現象が関東で発生しています。
投稿者 :チカチカさん
日 時 :2023年1月29日
場 所 :東京都 町田市~神奈川県 相模原市
コメント:レオさんいつも情報をありがとうございます。何処で昨日(1月29日)、近所の川沿い(町田市と相模原市の間を流れ江の島まで続く一級河川、境川)を散歩中にソメイヨシノ桜が花を咲かせているのを見て慌てて写メし写真を投稿させて頂きました。
この時期に早咲きでも無いソメイヨシノが咲くって、、、ちょっと恐いですよね、、。
関東大震災前にも季節では無い植物が花を咲かせていたと聞いた事があります。
何事も無い事を祈りたいと思います。
これはビックリです……寒桜ではなく、ソメイヨシノが咲いています。
チカチカさんがおっしゃっているように、1923年に発生した関東大震災(推定規模M7.9)の前に季節外れの開花が発生していました。
季節外れの開花のことを「狂い咲き」とも言いますが、狂い咲きは地震の前兆現象でもあるのです。
芥川龍之介が関東大震災が起こる1ヶ月前に、鎌倉で季節外れの山吹やフジの花、菖蒲が咲き乱れているのを見て、「天変地異が起こりそうだ」と予言し、現実化したという有名な話があります。
首都圏で相次いで地震雲が出現していることや、前兆現象も起こっているので、やはり関東エリアは危険度がかなり高まっているものと思われます。
発生サイクル的に首都直下型地震はいつ発生してもおかしくはありません。
2月6日にトルコで発生した大地震(M7.8)では、残念なことに現時点(8日12時)で8000人近くの方が犠牲となっており、広範囲で建物が倒壊するなど甚大な被害が発生しています。
もし、首都直下型地震が発生したら、トルコでの大地震を遥かに超える被害が発生しますので、大難を小難に変えるためにも地震への備えを万全にして、防災意識を常日頃からしっかりと高めておいていただきたいと思います。
引き続き、全国各地の前兆現象を注視していきます。
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