【地震予知・前兆現象】今日から新たな防災情報「長周期地震予測」を配信＆ラドン数値の変動「動きは激しい」～(2月1日)[No.0662]
大気中のラドン濃度の変動と地震の関係
「ラドン」は、無色で無味無臭の気体。原子番号は86。元素記号はRn。
地震が起こる前には地殻内部に圧力がかかり、部分的に地殻の破壊が起こりますが、その際に地殻内部に閉じ込められていた「ラドン」が大気中に放出されます。
阪神淡路大震災(M7.3)発生前、そして東日本大震災(M9.0)発生前に大気中のラドン濃度に大きな変動が出現していました。
必ずしも地震が起こる前に大気中のラドン濃度が上昇するわけではありませんが、ラドン濃度に変化が起きたら地震に要注意と考えて良いです。
ラドン数値の変動「動きは激しい」(2月1日)
投稿者 ：joyallzeqさん
投稿日 ：1月31日(火)
場 所 ：東京
コメント：ラドン数値の報告です。
2023/01/28 17:00 測定値３０
2023/01/29 03:00 測定値２４
１０時間に６の変動量。
2023年01月29日21時20分 神奈川県西部 Ｍ4.8 最大震度３
2023/01/29 08:00 測定値２５
2023/01/30 02:00 測定値３２
１８時間に７の変動量。
2023年01月31日04時15分 宮城県沖 Ｍ4.3 最大震度２
2023/01/30 11:00 測定値２９
2023/01/31 05:00 測定値３６
１８時間に７の変動量。
ラドン数値の動きは激しい。
有感地震は１月２３日以降本日１月３１日まで少ない。
今のところＭ５未満で推移していますが気を抜かないようにしたほうがよいと感じます。まだ揺れそうなのでＭ５クラス以上の地震に注意。
上弦の月 １月２９日００時１９分
また動きがありましたら投稿します。
いつもご報告ありがとうございます。
ここ最近、というか今月に入ってから大気中のラドン濃度の変動スピードが速くなっているということは何度もお伝えしていますが、変動が速いだけでなく、上がったり下がったりを繰り返しています。
また、これまでと違っているのは、数値が7変動するのに要する時間が10時間台と非常に速い状況が続いているにもかかわらず、M5以上の規模の大きな地震が発生していないという点です。
もしかすると、これまでには発生していなかったような地震の前兆なのかも知れません。
TEC(電離層の全電子数)に出現している異常の件もありますので、やはり、震災級の大地震に備えておく必要があると思います。
今日から新たな防災情報「長周期地震予測」を配信
今日(2月1日)から新たな防災情報が配信されます。
特に高層ビルにオフィスがある方や、マンションなどの高層建築にお住まいの方には有益な防災情報です。
命を守る新たな防災情報「長周期地震予測情報」配信へ緊急地震速報の対象も拡大
2月1日から、命を守る新たな情報が配信されます。「長周期地震予測情報」。
大きな地震が発生した時、高層ビルなどではゆっくりとした、長時間の揺れが続き震源から遠く離れていても、被害が出る恐れがあります。
都市部で進む、オフィスや住居の高層化。ライフスタイルの変化に伴い、新たな防災情報が配信されます。
あまり聞きなれない、「長周期地震動」。震源近くで激しく揺れる周期の短い地震波と違い、ゆっくりとした、大きな揺れが特徴です。
“遠くまで伝わりやすく”ビルの高層階ほど揺れるという特徴があります。
(中略)
地震の専門家は――
「地面の揺れは小さいんです。皆さんが地面にいるとほとんど感じないくらいの震度になります。
でも、ビルからすると、ブランコの揺れが大きくなるのと同じように、ビルがこのように大きく揺れていくんですね。
ビルが揺れると部屋の中にある家具が部屋中を走り回ります。普段の中で、家具の固定、動くもの、背の高いものは固定してもらいたい」(愛知工業大学 横田 崇教授)
東日本大震災(M9.0)でご経験した方もいると思いますが、震源から離れた場所(関東や東海など)でも高層建築はとても大きく揺れ、10分以上揺れたビルもありました。
愛知工業大学の教授がおっしゃっているように、地震計で計測される揺れ(震度)が小さくとも、建物の高さが高くなるほど大きな揺れとなるケースがあり、上階では立つことも出来ないほとの揺れになることがあります。
今回新たに配信される「長周期地震予測情報」よって、揺れが始まる前に身構える(家具などから離れる)ことが出来るようになるので、地震による人的被害が少なくなるはずです。
もちろん、何よりも大事なことは、地震への備えを万全にしておき、常日頃から防災意識を忘れずに暮らすことです。
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