【地震予知・前兆現象】ラドン数値の変動～ついに変動スピードが『8時間に7の変動量』に～「去年の今頃と似ています」～昨年は日向灘でＭ6.4 最大震度5強の地震が発生～(1月15日)[No.0647]

大気中のラドン濃度の変動と地震の関係

「ラドン」は、無色で無味無臭の気体。原子番号は86。元素記号はRn。

地震が起こる前には地殻内部に圧力がかかり、部分的に地殻の破壊が起こりますが、その際に地殻内部に閉じ込められていた「ラドン」が大気中に放出されます。

阪神淡路大震災(M7.3)発生前、そして東日本大震災(M9.0)発生前に大気中のラドン濃度に大きな変動が出現していました。

必ずしも地震が起こる前に大気中のラドン濃度が上昇するわけではありませんが、ラドン濃度に変化が起きたら地震に要注意と考えて良いです。

ついに変動スピードが『8時間に7の変動量』に～「去年の今頃と似ています」～(1月15日)

とうとう、変動スピードが「8時間に7の変動量」になったようです。

この10日間の変動スピードはすべて、7の変動が起こるのに要する時間が20時間以下と非常に速い状況が続いていましたが、ついに「8時間に7の変動量」になったということで、地震発生が間近というサインだと思われます。

そして、観測数値においては、ちょうど1年前に日向灘で発生したM6.4 震度5強の地震の時とかなり近い状況ということで、やはり規模はM6以上となってしまうのかも知れません。

日向灘の地震の時は変動スピードが20時間台後半だったようなので、今回は昨年に比べてかなり速いことを考えると、地震の発生時期が早い可能性があります。

TEC(電離層の全電子数)にも強烈な異常が出現していますし、今日、明日中に発生ということも考えられるので、防災意識を最大レベルに高めておいていただきたいと思います。

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