【地震予知・前兆現象】ラドン数値の変動～「M6クラス以上の強い揺れに注意」「どうぞ各自十分警戒してください」＆最新の『南海トラフ巨大地震』情報～(1月11日)[No.0645]
大気中のラドン濃度の変動と地震の関係
「ラドン」は、無色で無味無臭の気体。原子番号は86。元素記号はRn。
地震が起こる前には地殻内部に圧力がかかり、部分的に地殻の破壊が起こりますが、その際に地殻内部に閉じ込められていた「ラドン」が大気中に放出されます。
阪神淡路大震災(M7.3)発生前、そして東日本大震災(M9.0)発生前に大気中のラドン濃度に大きな変動が出現していました。
必ずしも地震が起こる前に大気中のラドン濃度が上昇するわけではありませんが、ラドン濃度に変化が起きたら地震に要注意と考えて良いです。
「M6クラス以上の強い揺れに注意」「どうぞ各自十分警戒してください」＆最新の『南海トラフ巨大地震』情報(1月11日)
投稿者 ：joyallzeqさん
投稿日 ：1月10日(火)
場 所 ：東京
コメント：ラドン数値の報告です。
2023/01/10 00:00 測定値３２
2023/01/10 14:00 測定値２５
１４時間に７の変動量
動きがまだ激しい。引き続きＭ６クラス以上の強い揺れに注意。
どうぞ各自十分警戒してください。
前回のご報告(9日)では変動スピードが
「14時間に7の変動量」
「17時間に7の変動量」
「13時間に7の変動量」
と非常に速くなっていましたが、10日も「14時間に7の変動量」と非常に速い変動が起こっているということで、数値も「25」まで下がっていますし、今回はかなり危険な状況で大規模地震の発生が切迫しているのかも知れません。
特に変動スピードの方は6日～10日にかけて非常に速い状態が続いているということで、本当に気がかりな状況です。
もしかすると、今週末(15日)くらいまでに、かなりの規模の地震が発生するかも知れませんので、念のため、防災意識を最大レベルに高めておいていただきたいと思います。
そして、昨日(10日)に大きなニュースとなっていましたが、『南海トラフ巨大地震』について次のような発表がありました。
南海トラフ東西どちらかでＭ８以上、１週間以内の連続発生の確率は１００倍以上
南海トラフの東側か西側のどちらか片方でマグニチュード（M）８以上の地震が発生した場合、１週間以内にもう片方で同規模の地震が発生する確率は、平常時の１００倍以上に高まるとの研究結果を東北大などのチームがまとめた。
(中略)
東北大の福島洋准教授（地震学）らのチームは、世界で過去に発生したM７以上の地震約１５００回分を分析するなどし、南海トラフでM８以上の地震が連続発生する確率を計算した。
その結果、最初の半割れ地震から１週間以内に、もう片方の地震が２・１～７７％の確率で発生することがわかった。
この確率は、南海トラフ地震が９０年に１回の頻度で起きると仮定すると、平常時の１００～３６００倍になる。
読売新聞
南海トラフでは、連続して巨大地震が発生する確率が非常に高いことが判明しました。
実際、南海トラフでは過去に巨大地震が続発したことがあり、1854年に発生した『安政の東海・南海地震』では約32時間後に、1944年に発生した『昭和の東南海・南海地震』では2年後に巨大地震が続発しています。
つまり、南海トラフで巨大地震が発生したら、それは1発目で、間もなくして2発目が発生すると受け止めて備えなければならないということになります。
ちなみに、南海トラフ巨大地震と首都直下地震の発生確率と被害予想は以下のようになっています。
1発目の巨大地震で四国や近畿地方を中心に甚大な被害が出てしまうことが予想されてますが、もし2発目も発生するとなると、被害はさらに大きなものとなってしまうことは必至です。
南海トラフ巨大地震も首都直下地震も「今後30年間で70％以上」の発生確率となっていますが、これは本当にいつ起こってもおかしくはないということを示しています。
今一度、「水や非常食の備蓄量は十分か」「非常持出袋の中身」「避難経路の確認」「タンス等の家具固定」などをチェックして、防災意識を高めて暮らすことを習慣付けておいていただきたいと思います。
兎にも角にも、まずは今週末くらいまでは危険度が高いと思いますので、日本全国どこにいても防災意識を最大レベルに高めておいてください。
引き続き、ラドン濃度の変動を注視していきます。
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