【地震の前兆現象】関東(埼玉県)に気がかりな地震雲が出現~阪神・淡路大震災(M7.3 震度7)の時と同じタイプ~(1月6日)
地震雲が発生する仕組み
地震は地殻の変動によって発生しますが、揺れが発生する前には地殻の内部で摩擦や圧縮が起きて、地殻に含まれる石英(別名:水晶、クリスタル)に圧力が加わって電気が生じます。
この電気エネルギーが電磁波となって地上へ伝わります。そして電磁波というのは雲を形成するので、それが様々な形の地震雲となって上空に現れるという説が最も有力です。
また電磁波は磁界にも影響するので、磁界を感じ取れると言われている動物(イルカやクジラなど)が座礁する要因の一つといわれています。
地震雲が出現したりクジラが座礁したからといって、100%の確率ですぐに地震が起こるというわけではありませんが、地殻内部で何らかの異常が発生しているという予測はできます。
地震雲の種類についてはこちらをご覧ください。
関東(埼玉県)に気がかりな地震雲が出現(1月6日)
投稿者 :川越芋さん
日 時 :2023年1月6日
場 所 :埼玉県
コメント:おはようございます。いつも楽しく拝見しております。今朝の埼玉の東の空ですが、面白い写真が撮れました。
太陽の横に、雲に反射したようなもう1つの太陽。そしてその上には、まるで折れたリボンのような雲。
朝、7時過ぎの画像です。
確かに一見すると面白い形の雲ですが、これはおそらく「竜巻形(たつまきがた)地震雲」だと思われます。
太陽の左側に出ている虹色がかった太陽のようなものは「幻日環(げんじつかん)」という現象です。
幻日環と雲が重なっていて全体像は確認出来ませんが、上部が竜巻のようにグルグルと回転しながら上部へと伸びているので、竜巻形地震雲だと思われます。
このタイプは、1995年に発生した阪神・淡路地震(M7.3 震度7)の時にも出現していたので警戒が必要な地震雲です。
しかも、かなり大きい地震雲のように見えるので、その点も気がかりです。
先日掲載しましたが、関東の各地で昨年末から気になる現象が発生しています。
【気になる情報・前兆現象】関東(神奈川、千葉、埼玉)で気になる雲が出現し、阪神・淡路大震災の1ヶ月前から確認されていた現象が発生(1月4日)
東京で観測していただいている大気中のラドン濃度の変動においても、M6前後の強い地震が発生する前触れが確認されていますし、念のため、関東にお住まいの方は防災意識を最大レベルに高めておいていただきたいと思います。
引き続き、全国各地の前兆現象を注視していきます。
※チカチカさん(東京)からご投稿いただいた写真に写っている雲は、気象の雲だと思われます。
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