【気になる情報・前兆現象】佐賀県や福岡県で原因不明の異臭(硫黄臭)が発生~関東大震災や阪神・淡路大震災の時にも~(12月21日)[No.0216]
目次
佐賀県や福岡県で原因不明の異臭(硫黄臭)が発生(12月21日)
投稿者:あおぞらさん
投稿日:12月21日(水)
福岡や佐賀で硫黄の臭いがあり、実際に二酸化硫黄の濃度も高くなっているとのことです。
福岡県や佐賀県など広範囲で硫黄の臭い
福岡市で21日午前7時過ぎから、「硫黄のような臭いがする」という通報が相次いだ。
市消防局によると、隣接する福岡県春日市のほか佐賀県でも通報があり、広範囲にわたって異臭が確認されているという。
福岡市中央区や南区に消防隊を出動させたが、原因はわかっていない。
福岡管区気象台によると、周辺で異臭騒ぎが出るような火山活動はみられないという。
福岡市環境局の大気データでは、市内の二酸化硫黄の濃度が午前7時ごろから上昇。普段は0・001ppm前後だが、午前9時時点で多いところで0・023ppmの数値を観測している。
環境局の担当者は「普段と比べ、値がかなり高い。現在、原因を調査中だ」と話している。
ツイッター上でも「窓開けると硫黄臭い」「福岡市、広範囲で硫黄のにおいするらしいけど何事やろ」「外が硫黄臭い。まさか温泉湧いた?」といったような投稿が相次いだ。
関連する火山活動がないことから、中央構造線付近の地震など何かあるかもしれません。
なお、現在(12/21 11:40JST)のところ、K index、tecマップに異常はありません。
九州で非常に気がかりな現象が発生中です。
二酸化硫黄は局所的に発生しているのではなく、佐賀~福岡にかけての広範囲に発生中とのことなので、大地震の前兆現象である可能性が真っ先に考えられます。
これまでにも何度かお伝えしていますが、大地震が起こる前に原因不明の異臭が発生することがあり、「ガスのような臭い」「焦げたような臭い」は地震の前兆現象として確認されており、阪神・淡路大震災(M7.3 震度7)や関東大震災(推定規模M7.9)が起こる前にも発生していました。
そして、佐賀から福岡にかけては『佐賀平野北縁断層帯』という活断層が存在しています。
もし、今回の原因不明の異臭が『佐賀平野北縁断層帯』が動く前兆だとすると、最大でM7.5ほどの大地震が発生することが予測されていますので、九州(北部)にお住まいの方は防災意識を最大レベルのに高めておいていただきたいと思います。
また、断層帯の画像を見るとわかるように、日本最長の断層帯である『中央構造線』が大分県を貫いており、その延長上に『佐賀平野北縁断層帯』が存在しています。
この2ヶ月ほど、中央構造線沿いで地震が相次いで発生しており(これまでにはない状況)、あおぞらさんがおっしゃっているように、中央構造線沿いでの大地震が発生する前兆として、二酸化硫黄が発生しているという可能性も考えられます。
もし、中央構造線が動き出す前触れだとしたら、九州のみならず、四国~関西にかけての広範囲で震度7に達する激しい揺れとなる恐れがあります。
いつも繰り返しお伝えしているように、常日頃から防災意識をしっかりと高めて、有事の際にはパニックにならずに冷静な行動をこころがけていただきたいと思います。
また何か気になる動きがありましたらお知らせします。
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