【地震予知・前兆現象】強震モニタ～3日連続で大阪に強いシグナルが出現～「初めて見るほどの真っ赤なポイントがありました」(10月16日更新)[No.0607]

強震モニタ

東日本大震災(M9.0)発生時の強震モニタ(地表面)

強震モニタとは、防災科学研究所が日本全国に設置している地震計で観測したデータをリアルタイムで配信しているWebサービスのことです。

地表面(Surface)での振動と地中内部(Borehole)での振動をシグナルとして表示しています。

赤色のシグナルが最も強く、表示可能上限を超えている振動が発生している可能性も考えられるので、赤いシグナルが出現したら要警戒です。

また、地表面のシグナルは生活ノイズ(車や電車の走行、工場の振動、工事など)を拾っている場合もあるので、地震の前兆として発生することがある微振動などを確認するためには地中のシグナルを重点的に観察した方が良いと思われます。

強震モニタ～3日連続で大阪に強いシグナルが出現～(10月13日)

ままさん、縁の下さんからもご報告いただいています。いつもありがとうございます。

10日～12日まで、3日連続で大阪に強いシグナルが出現した模様です。いねみさんが「初めて見るほどの真っ赤なポイント」とおっしゃっていますが、確かに、ここまで強いシグナルはほとんど見たことがありません。

モニタ上では最大レベルの強さとなっており、もしかすると表示の限界以上の強さ(100PGV以上)となっている可能性もあります。

大阪および周辺エリアにお住まいの方はもちろんですが、現在、TEC(Total Electron Content=電離層の全電子数)に強烈な異常が連日出現しており、東日本大震災(M9.0)の直前とまったく同じ状況となっているので、日本全国どこにいても防災意識を最大レベルに高めて、有事に備えておいていただきたいと思います。

中央構造線のすぐ近く(10月16日) NEW!

13日にも強いシグナル(赤色)が出現していたということで、4日連続(10～13日)での出現ということになります。

そして、ななはさんがおっしゃっているように、シグナルの出現場所は『※中央構造線』が通っている場所です。

※中央構造線は日本最大最長の断層帯で、M8クラスの巨大地震が起こる可能性がある。

今回のシグナルがM8を超える巨大地震の前兆であるかどうかは不明ですが、中央構造線が動く前触れとしてシグナルが現れているとしたら、いきなり巨大地震が起こるのではなく、M5～M6クラスの強い地震がいくつか発生した後に、巨大地震ということになる可能性は十分に考えられます。

兎にも角にも、非常に気がかりなシグナルです。

現在、東日本大震災(M9.0)の時のようにTEC(Total Electron Content=電離層の全電子数)に強烈な異常が連日出現していますから、中央構造線が通っている九州～四国～関西にお住まいの方だけでなく、日本全国どこにいても、大地震の発生を想定した備えを行っておいていただきたいと思います。

[このページはここまで ですっ！]

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