【地震予知・前兆現象】ラドン数値の変動～「そろそろ揺れるのではないかと思われます」「引き続きM6前後の地震に注意してください」～(10月8日)[No.0603]

大気中のラドン濃度の変動と地震の関係

「ラドン」は、無色で無味無臭の気体。原子番号は86。元素記号はRn。

地震が起こる前には地殻内部に圧力がかかり、部分的に地殻の破壊が起こりますが、その際に地殻内部に閉じ込められていた「ラドン」が大気中に放出されます。

阪神淡路大震災(M7.3)発生前、そして東日本大震災(M9.0)発生前に大気中のラドン濃度に大きな変動が出現していました。

必ずしも地震が起こる前に大気中のラドン濃度が上昇するわけではありませんが、ラドン濃度に変化が起きたら地震に要注意と考えて良いです。

「そろそろ揺れるのではないかと思われます」「引き続きM6前後の地震に注意してください」(10月8日)

いつもご報告ありがとうございます。グラフを見ると40台で高止まりしていたのが、最新のデータでは「34」になったようですが、この1週間、変動スピードが速い状況が続いているので、地震の発生が近いサインだと思われます。

そして本日(8日)、気になる地震が発生しています。

北海道の亀田半島付近で地震が立て続けに発生しています。

もしかすると、大規模な地震が発生する前兆かも知れません。

念のため、北海道南部および東北地方北部エリアにお住まいの方は、いつも以上に防災意識を高めておいていただきたいと思います。

それから、東北沖でもM4クラスの地震が続いていますので要警戒です。

引き続き、ラドン濃度の変動を注視していきます。

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