【地震予知・前兆現象】強震モニタ～「以前にも似たようなモニターを見た4日後に、対応と思われる地震が起きました」「関東～東北方面」「震度4～5辺りと思われます」～(8月30日)[No.0584]

強震モニタ

東日本大震災(M9.0)発生時の強震モニタ(地表面)

強震モニタとは、防災科学研究所が日本全国に設置している地震計で観測したデータをリアルタイムで配信しているWebサービスのことです。

地表面(Surface)での振動と地中内部(Borehole)での振動をシグナルとして表示しています。

赤色のシグナルが最も強く、表示可能上限を超えている振動が発生している可能性も考えられるので、赤いシグナルが出現したら要警戒です。

また、地表面のシグナルは生活ノイズ(車や電車の走行、工場の振動、工事など)を拾っている場合もあるので、地震の前兆として発生することがある微振動などを確認するためには地中のシグナルを重点的に観察した方が良いと思われます。

「関東～東北方面」「震度4～5辺りと思われます」(8月30日)

この画像を見た時に「地震が発生していたのではないかな」と思ったのですが、調べてみると、該当するような地震は発生していませんでした。

となると、地震の前兆としてこのようなシグナル群が出現したのかも知れません。

過去にも似たようなことがあったとのことなので、シグナル出現から1週間が経過していますが、警戒はしておいた方が良さそうです。

震度4であれば被害はほとんど出ませんが、震度5弱～強ともなると、何らかの被害が出てしまうことは間違いありませんから、しっかりと防災意識を高めておいていただければと思います。

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