【地震予知・前兆現象】ラドン数値の変動~前回の検証「八丈島東方沖はちょっと注意」&「動きが活発です」「強い地震の発生が近いと思われます。注意願います」~(8月4日)[No.0572]
大気中のラドン濃度の変動と地震の関係
「ラドン」は、無色で無味無臭の気体。原子番号は86。元素記号はRn。
地震が起こる前には地殻内部に圧力がかかり、部分的に地殻の破壊が起こりますが、その際に地殻内部に閉じ込められていた「ラドン」が大気中に放出されます。
阪神淡路大震災(M7.3)発生前、そして東日本大震災(M9.0)発生前に大気中のラドン濃度に大きな変動が出現していました。
必ずしも地震が起こる前に大気中のラドン濃度が上昇するわけではありませんが、ラドン濃度に変化が起きたら地震に要注意と考えて良いです。
「八丈島東方沖はちょっと注意」&「動きが活発です」「強い地震の発生が近いと思われます。注意願います」(8月4日)
投稿者 :joyallzeqさん
投稿日 :8月2日(火)、4日(木)
場 所 :東京
コメント:7月30日のラドン数値の急上昇について24時間以内にM6クラスの地震発生すると思いましたが有感地震は発生しませんでしたね。
お騒がせしました。で、USGSのデータを見てみると下記のようになっていました。
21番のデータが気象庁でM6.1 最大震度1と発表された八丈島東方沖の地震です。USGSのほうはM5.4ということなのでちょっと開きがありますね。
2番と3番にM5.4の地震が発生しています。これは国内では無感地震だったようですがどうもこの地震の前兆をひろったような感じです。
ラドン数値が急上昇してから1.5日後に発震しています。
この21個のデータを見るとM4.5の地震が15回発生しており、ちょっと多いなと思います。
M4.5以上の地震が連続的に30回以上発生するとM7以上の地震を誘発するという論文をみたことがあります(3.11の前は35回)ので、八丈島東方沖はちょっと注意です。
このエリアは1972年にM7.2の地震が発生しています。そのときは最大震度6弱、都内でも震度4だったようです。
さてラドン数値は現在急落しております。
2022/07/31 09:00 測定値61
2022/08/01 22:00 測定値54
39時間に7の変動量
2022/08/01 12:00 測定値57
2022/08/02 08:00 測定値50
20時間に7の変動量
強い地震発生に注意してください。
(追記)
ラドン数値の報告です。
2022/08/03 04:00 測定値49
2022/08/04 01:00 測定値56
21時間に7の変動量
動きが活発です。強い地震の発生が近いと思われます。注意願います。
上弦の月8月5日20時6分
また動きがありましたら投稿します。
いつもご報告ありがとうございます。前回(7月30日)は、「61」という、これまでに見たことがないレベルにまで急上昇をしていたので、M6を超えてM7クラスにまで達するような大規模な地震に警戒していましたが、予測していた24時間以内には対応する地震が発生しませんでした。
今回は何事もなく済んだのかと思っていたのですが、無感地震(揺れを感じない地震)でM5.4の規模が2回発生していたようです。
この地震の前兆だったと断言はできませんが、前回のM6.1の地震が発生した場所とほぼ同じを震源としているので、可能性は十分に考えられます。
そして現在、この周辺エリアで多数の地震が発生しているとのことで、joyallzeqさんがおっしゃっているように論文通りであれば、八丈島近海でM7以上の大地震が発生するのかも知れません。
そして、ラドン濃度の変動ですが、「61」をつけてから「49」まで急落し、それから「56」まで急上昇をしているとのことで、かなり変動が激しい様相です。
50以上のレベルで激しく変動しているということは、やはり、M6以上の大規模な地震が起こる前触れなのではないかと思います。
後ほど掲載しますが、幌筵(パラムシル)さんからも気になる情報をお寄せいただいています。
引き続き、日本全国どこにいても防災意識をしっかりと高めて、有事に備えておいていただきたいと思います。
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