【検証】安倍元総理『銃撃事件』~真実を追い求めて~いくつかの謎『真犯人が他にいるのか』(その2)~(7月14日)
2022/07/15
安倍元総理『銃撃事件』~いくつかの謎(その2)~
2022年7月8日(金)午前11時半頃、奈良県にある近鉄「大和西大寺駅」駅付近で演説を行っていた安倍晋三元総理が銃撃を受け、逝去なさりました。
心よりご冥福をお祈りいたします。
日本中に衝撃が走った大事件ですが、事件が発生した瞬間の映像および報道されている情報からいくつかの『謎』が浮かび上がって来ました。
真実は一体何なのか、不思議探偵社.のみなさんと一緒に今回の事件を追求していくページ(その2)です。
(その1)はこちら
尚、事件発生の瞬間の映像・画像を掲載(血液などは映っていません)していますので、ご気分が悪くなってしまう方や苦手な方はご覧にならないようにお願いします。
不可解な動画の検証
前回(その1)で、この動画内に不可解なことが映っているとお伝えしました。
1回目と2回目の発砲の間に、ボタンでとめていたシャツがなびき、謎の黒い物体が高速で移動をしています。
不可解な部分を抜き出した映像がこちら
現在、みなさんから続々と情報や考察が届いていますが、その中で、この動画について数名の方から次のような考察をいただいています。
投稿者:ママさんさん
投稿日:7月12日(火)
レオさんの考察、興味深く拝見させてもらいました。細かい所まで何度も何度も確認したんだな。と尊敬しました。
でも、私の考察では、やはり犯人は変わらないです。2発目の銃弾が致命傷だと思います。
というか、レオさんがみつけてくれた腕→ワイシャツ→空へと動いた物体が、やはり2発目の銃弾だと思います。
一般的に銃弾と空気中を伝わる音を比べた場合、銃弾の方が速いと言われています。
また、打った位置から、安倍元総理への距離の方が、撮影場所までよりも近いのだと思います。
撮影場所に銃声が届くより速く、銃弾が安倍元総理に届いているのだと思います。銃声より速くワイシャツが動いているのは、ある意味当然なのでしょう。
流石というべきか、不思議探偵社.のみなさんは目の付け所が素晴らしいです。
実はボクも(その1)に掲載する際に、弾丸の速さを調べて、シャツがなびく瞬間~2発目の発砲音までのタイムラグを考慮して、1発目と2発目の間で起きた現象である可能性が高いだろうなと判断していました。
しかし、細かい計算はしていなかったので、実際に計算を行ってみたいと思います。
(1)銃弾の速さ
まず、「銃弾の速さ(初速)」についてですが、調べてみると以下のような速さとなっているようです。
拳銃弾
・9mパラベラム(9mm×19):381m/s(レミントンFMJ)
・.45ACP(11.43mm×23):247m/s(〃)
・.357マグナム(9mm×32.5R):442m/s(レミントンJHP)
・.44マグナム:360m/s(〃)
・.50AE:427m/s
ライフル弾
・5.45mmM74(5.45mm×39):880m/s
・.223レミントン(5.56mm×45):995m/s
・7.62mmM43(7.62mm×39):710m/s
・.308NATO(7.62mm×51):838m/s
・7.62mmM1908/30(7.62mm×54R):818m/s
・.50ブローニング(12.7mm×99):890m/s
・12.7mmM30/38(12.7mm×108):860m/s
・14.5mmM41/44(14.5mm×114):1000m/s
・15.2mmステアーAPFSDS:1450m/s
山上容疑者が使用した銃は手製、かつ1回の発砲で6発の弾が発射される構造だったことを考えると、拳銃の弾丸よりも遅いくらいだったと推測しています。
速さは色々あるようですが、音速とほぼ同じくらいだったと仮定をして計算をしてみます。
(2)音の速さ
音速は気温によってかなり変化するのですが、気温0度では秒速331mです。
そして、気温上昇と比例して音の速さも速くなり、1度上昇するごとに秒速0.6m速くなります。
事件現場の正確な気温は不明ですが、最高気温が32度だったことを考慮して、事件が起きた時は気温30度ほどだったと仮定します。
そうすると、331+0.6×30=349となり、事件当日現場での音の速さは秒速350mほどとなります。
(3)山上容疑者、安倍元総理、撮影者の位置関係と距離
現場上空からの写真に印を付けました。
赤い丸が山上容疑者が発砲をした場所、緑色が安倍元総理が立っていた場所、黄色が動画を撮影なさった方がいたであろう場所です。
各メディアで報じられていますが、山上容疑者が取り押さえられた場所は道路のセンターライン辺りですが、発砲をした場所は安倍元総理の後ろ約3mほどだったとされています。
山上容疑者と安倍元総理の距離が3mだとすると、山上容疑者から撮影者までの距離は4倍の12mほどとなります。
(4)シャツがなびいてから発砲音がするまで
撮影された動画は、1秒間を約30コマで撮影しているので、1コマあたりの長さは0.033秒となります。
そして、不可解な現象(安倍元総理のシャツがなびいている場面)から2発目の発砲音がするまで5コマなので、0.033×5=0.165秒ということになります。
以上のことを踏まえて計算をしてみたいと思いますが、スマホで動画を撮影する際には、音声が記録されるまでのレイテンシ(音声をデジタル化する際の遅延)があり、機種によって様々ですが、遅延の大きい機種であると仮定してレイテンシを20ms(映像と音声のズレ=0.02秒)とします。
映像と音声のズレを自動修正して録画するアプリもあると思いますが、自動修正がされていない動画として計算したいと思います。
(5)計算および結果
以下、銃弾の速さと音の速さは等しかった(秒速350m)と仮定して計算。小数点第4位以下は丸めます。
・発砲してから銃弾が安倍元総理に到達するまでの時間
3÷350=約0.008秒
・発砲してから発砲音が動画撮影者に到達するまで時間
12÷350=約0.034秒
場所の違いによるタイムラグは、0.034-0.008=0.026秒ほどとなります。
このタイムラグに音声記録の遅延分を加えます。
0.026+0.02=約0.046秒
もし、不可解な現象(シャツがなびいた)が2回目の発砲の銃弾によるものだったとしたら、発砲音がする約0.046秒前に起きている現象ということになります。
しかし、先に記したように「シャツがなびく場面」から「発砲音」がするまでの時間は約0.165秒ですから、0.165-0.046=0.119秒もの違いがあることになります。
あり得ない話ですが、もし仮に銃弾の速さが光速(1秒間に地球を7周半)だったとしても、0.1秒以上のタイムラグがありますので、不可解な現象(シャツがなびく場面)は2回目の発砲によるものではない可能性が高いという結論に至りました。
このことは、1回目と2回目の発砲の間に、別の場所から狙撃されて安倍元総理は負傷した可能性があるということにもつながってきます。
そして、気になる情報も届いています。
通常とは逆を向いて演説&銃声が3発
投稿者:M&Mさん
投稿日:7月11日(月)
私も事件現場をよく利用します。
奈良で街頭演説をする時は、近鉄奈良駅前か、事件現場ですることが多いです。
現場は、百貨店からの道が一方通行で、バスロータリーとの間への道には直接出ることができず、演説されていた道路側は、ほとんど車が通りません。
ただ、ビルに背を向けた形での演説しか見た事は無いです。
私が気になっている事は、現場近くのビルで仕事をしていた人が、インタビューで発砲音が3回鳴ったと言うものが有りました。
現場にいた人達は、口を揃えて2回と言っていたのに、この人だけ何で3回?と不思議に思っていました。
12時過ぎの情報が錯綜している中での情報の一つだったので、聞き間違いでは?と思っていたのですが、ずっと気になっていました。
とりあえず、ご報告まで。
M&Mさんも現場をご存じということで、安倍元総理は通常とは逆の方向を向いて演説をしていたということになりそうです。新たな謎です。
前日に急遽予定が変更になったという件もありますし、「7月8日の午前中に、事件が起きた場所で通常とは反対側を向かせておく必要があった」という勘ぐった考えも浮かんできます。
もし、通常と同じ方を向いて演説をしていたら、山上容疑者は安倍元総理に背後から近づくことは出来なかったのではないでしょうか。
そして、「発砲音を3回ほど聞いた」という件ですが、これは『やまびこ効果 』で発砲音がビルなどに反射して、実際より多く聞こえたということなのかも知れません。
もし仮に、山上容疑者以外の何者かが狙撃を行ったとしたら、サイレンサー(消音器)をつけたライフルなどを使うと思われます。
議員の事務所員だった読者さんからの情報
投稿者:らくだカード持ってますさん
投稿日:7月11日(月)
昔議員の事務所員でした。
場所、時間帯への疑問があったようなので。選挙応援の場所決めは、大抵、地元関係者に丸投げします。(地元議員事務所、地元党役員)
基本的に私有地以外は過去選挙演説の出来た場所時間帯などを候補にして決め、地元警察に道路使用許可をとります。
時間帯は人出が多い時間に合わせられる場合と講演者のスケジュールで決める場合とあります。
西大寺の場合は安倍さんのスケジュール優先かと思います。
この日午後には京都四条で応援街宣が予定されていました。街宣では、しっかり足を止めて貰えなくても通りすがりに”あ~安倍さん来てんだ”と思って貰うだけでも良いものです。
個人的には、新大宮や奈良より地元民の人通りもあり、講演後の京都移動に便利な西大寺は良い場所だとは思います。
歩道上(背中ビル)の場所より車道に囲まれた緩衝地のような講演場所のほうが一般人が近づけないから、安全と考えたのでしょうね。残念です。
レオさまいつもありがとうございます。投稿の皆さまの予言や不思議体験、子供時代にワクワクしたミステリーを見ているような感覚と年齢なりの色々を抱えて読ませて頂いています。(年齢分責任などありますから)
選挙も終わり、これから日本はどう進むのか。ともあれ日本や私たち国民が安寧に過ごせるように。と願うばかりです。
まさか不思議探偵社.に議員事務所で働いていた読者さんがいるとはビックリです。
今回、安倍元総理は事件前日に急遽予定を変更して奈良県入りをしたわけですが、事件現場を選んだのは安倍元総理の事務所ではなく、地元議員事務所や地元党役員が取りまとめたということになりそうです。
となると、どの方向を向いて演説を行うのかも安倍元総理や事務所が決めたのではないということになりそうです。
らくだカード持ってますさん、不思議なことに目を向けたり、ワクワクすることに年齢は関係ありませんよっ!
これからも楽しんでいただけるように不思議探偵社.を作り上げていきたいと思いますっ!
銃を撃ったご経験のある読者さんからの情報
投稿者:SLIKさん
投稿日:7月10日(日)
レオさんこんにちは。今回の、安倍元首相の襲撃事件、非常に不可解というか、つじつまが合わない所が複数あるなあと個人的に感じています。
レオさんが検証されている通り、弾丸の軌道に関しては非常に疑問を感じるのは事実です。
僕個人として、以前アメリカに住んでいたことがあり、その際に、シューティングレンジ(射撃場)に何度か行き、で実際の銃をレンタルをして撃ったことが有ります。
また、たまたま取材のお手伝いをしていたことがあり、その際に、SWAT(特殊部隊)の取材に同行をしたことがあります。
そういった経験から、銃というのは、そう簡単に当たらない物です。
特に、威力が大きくなればなるほど「反動」の影響で、どうしても撃った瞬間に、銃口が上を向き、弾道が変わってしまいます。
その為、相当の訓練を積まなければ、ちゃんと撃って、ちゃんと当てることは出来ないんです。
それこそ大口径の威力のある銃になれば、素人なら2mとか3mの距離でも当てるのは大変です。
今回使用されたのが、自作銃とのことですが、となれば、なおさら精度は低く、仮に当たったとすればそれはラッキー(不幸)でしかないと思います。
今回の自作銃、1本の銃身から6発の弾が出る構造だったらしいのですが、であればですよ。当然、弾は拡散します。
安倍元首相の後方には、複数の人が並んで立っていましたが、誰にも当たっていませんよね。まずそこが不思議です。
1発目の発砲は、誰にも当たらず、音と煙だけが出ています。それに気が付いた阿倍さんが左向きに後方を向き、そこで、2発目が発砲され崩れ落ちます。
レオさんがおっしゃっている通り、その際に、襟元が一瞬揺れる映像を僕も確認をしたのですが、血が出ていないんですよね。
それに、弾が抜けた際に襟元が揺れたのであれば、服にも弾痕が付くはずですし、そんな雰囲気で揺れた感じではないなあと感じて居ます。
医師の会見も聞きましたが、正直な内容を言っては居ないのではないかと思って居ます。情報統制が入って居て、それらしいことしか言っていないのではないかと感じています。
左回転で身体をひねって、身体前側、首元の右側に銃創、心臓に当たって。との事ですが、これを、犯人の一からでは軌道が合わないと感じて居ます。
現場の立地を確認すると、実は、駅を後ろにし、阿倍さんが前方を向いていた先、80mの距離に立体駐車場があるんです。
今回の容疑者が撃ったのは「空砲」のような物で、皆の気をそちらにそらすためで、1発目の後に、その立体駐車場から狙撃、そして、その直ぐ後に2発目の発砲であれば、気づかれないのではないかなあと仮定しています。
ただ、正確な、銃創の位置や、個数など正確な物は出てこない(出してこない)と思いますが、その辺りが出てこないと、正確な検証は出来ないでしょうが。
ただ、そもそも本当に銃創があったのかも不明ですが。いずれにせよ、さまざまな点でつじつまが合わないなあと感じています。
ドラマや映画では簡単に命中しているので、そういうイメージで今回の事件を見てしまう部分もあるのですが、近くであっても目標に銃弾を当てるのは難易度が高いというのは意外でした。
そして、山上容疑者は事件前日に宗教施設で試し撃ちをしており、その弾痕と思われる写真がこちらです。
これを見ると、6ヶ所の弾痕があり、かなり広がって散らばっていることが分かります。
また、現場検証で、SLIKさんが挙げられている立体駐車場や選挙カーに弾痕らしきものが確認されています。
これらを踏まえて事件を振り返ると、山上容疑者の手製の銃から放たれた弾丸が安倍元総理に命中する確率は非常に低いのではないかと思えてなりません。
むしろ、弾丸がこれだけ散らばるのに、周りにいた関係者やSP、沿道にいた方々に当たらなかったのは奇跡とも言えます。
また、前日に宗教施設に対して試し撃ちをしたという行為ですが、こちらも勘ぐった見方をすると、安倍元総理を銃撃した動機(宗教団体への恨み)を裏付けるために行った行為にも思えてきます。
実際、山上容疑者は過去に宗教団体によって家庭が崩壊しているとのことので、動機としては十分過ぎるとは思うのですが、次のような情報もあります。
山上容疑者の背後に2つの〝反アベ団体〟か 捜査当局が重大関心
そんな中で浮上したのが、山上容疑者は“反アベ”の団体に所属していたとの情報だ。
「山上容疑者はリベラル色が強い“反アベ”団体に所属していたのではないかと言われています。安倍氏の長期政権の“独善的”な姿勢を嫌う団体。会員は数千人規模です」とはテレビ局関係者。
この団体は安倍氏だけでなく、父の故安倍晋太郎元外相、祖父の故岸信介元首相の安倍ファミリーをも敵視する。特に団体幹部は、SNS上で安倍氏を攻撃していた。
(中略)
この件について団体幹部に「山上容疑者は団体会員か」と問い合わせたが、折り返しはなかった。
それだけではない。捜査当局はもう一つの過激な団体にも注目している。
事情に詳しい関係者の証言。
「団体の実名は明かせませんが、かなり好戦的な思想で、やはり反安倍。しかもこの団体の背景がかなり不気味で、闇に包まれている。山上容疑者が洗脳された可能性がないか重要調査対象となっています」
掲載されている紙面が東スポですし、捜査員が直接語っている情報ではないので真偽のほどは定かではありませんが、「反アベ団体」から否定するコメントがなされていない点が気になります。
もし、本当に山上容疑者が「反アベ団体」とつながりがあるとしたら、これは怨恨による事件ではなく、組織的なテロ事件へと発展する可能性もあります。
動画に映っている不可解な現象の件、急遽現場入りすることになった件、整い過ぎている感がある動悸などを踏まえると、今回の銃撃事件はとんでもない真実が潜んでいる気がしてなりません。
引き続き、みなさんからのご投稿をお待ちしています。
重大な事を発見したという方や、不思議な点、疑問があるという方は是非、ご投稿ください。
みんなで一緒に日本史に残る重大事件の謎を解き明かしましょう。
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