【怪談祭り2022】みなさんからの投稿～エロい霊体に取り憑かれた話～「厄介な者に憑かれてしまった」～(7月6日)[No.014]
エロい霊体に取り憑かれた話
投稿者：ちいぼんさん
投稿日：7月6日(水)
皆様、こんにちは。ひんやり怪談話ということで、数ある中の1つですが、エロい霊体に取り憑かれた話です。
今から20年前の話。主人と婚約したての頃でした。
ある晩のこと、就寝中に金縛りになり、耳元でささやかれるので、「何か？」と聞き返しました。
すると、「◯◯るだよ。」と言うのです。その方に覚えがあり、「どうしたの？」と尋ねると、私の大事な部分へ手をしのばせてくるのです。
エッ？と困惑しましたが、体が動かない中何とか動かす事ができ、必死で抵抗し、目が覚めました。
なんだったのだろうか？夢でも見たのだろうとその時は思いました。しかし、毎夜毎夜続きました。
これは、厄介な者に憑かれてしまった、、。と、誰かに相談しないと、、と思いましたが、中々の現実味のないエロい事だけに、迷いに迷ったあげく、現主人に相談しました。
すると、「先輩に霊感のある方がいる」と紹介してくれました。その先輩は連れて行きたい所があるからと、後日、ある寺へと連れて行ってくれました。
そちらのご住職から、「あなたの知ってる方ね。あなたに未練があったようね。」と。
私はお付き合いしたことはなく、ただグループて遊んでいただけでしたが、当時、好意を持たれていたと仰るのです。
私は「まだご存命なのですか？」と尋ねると、「残念ながらこの世からは去っておられます」と、、。
厄介だと感じていたのに少し複雑な気持ちになりました。
「後日、ご供養してあげますので、今日のところは帰りなさい。帰ったらまず自宅玄関の外にどんぶりいっぱいに水を入れて、『あなたの為に祷りますので、家の中には入らないで下さい』と言いなさい」といわれ、その通りに従いました。
その夜は、何事もなくぐっすりと眠れました。
それから幾日か過ぎ、ご供養のため再度お寺へ。お経をあげ、ご供養をすませました。
未練を残さず逝かれたかは定かではありませんが、それからは何にも起こりませんでした。
しかし、手を触り振り払った感触は今でも覚えています。
[この怪談は…ここまで……です…]
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