【地震の前兆現象】再び東北地方(宮城県)に気になる地震雲が出現~熊本地震(M7.3 震度7)の前に現れていた雲と似ている~(5月13日)
地震雲が発生する仕組み
地震は地殻の変動によって発生しますが、揺れが発生する前には地殻の内部で摩擦や圧縮が起きて、地殻に含まれる石英(別名:水晶、クリスタル)に圧力が加わって電気が生じます。
この電気エネルギーが電磁波となって地上へ伝わります。そして電磁波というのは雲を形成するので、それが様々な形の地震雲となって上空に現れるという説が最も有力です。
また電磁波は磁界にも影響するので、磁界を感じ取れると言われている動物(イルカやクジラなど)が座礁する要因の一つといわれています。
地震雲が出現したりクジラが座礁したからといって、100%の確率ですぐに地震が起こるというわけではありませんが、地殻内部で何らかの異常が発生しているという予測はできます。
地震雲の種類についてはこちらをご覧ください。
再び東北地方(宮城県)に気になる地震雲が出現(5月13日)
投稿者 :ぴこさん
日 時 :2022年5月10日
場 所 :宮城県 仙台市
コメント:西側の空に垂直に伸びる雲がありました。竜巻のように渦巻いているようでしたが、晴天で他に雲は見られず無風でした。右側に光って見えるのは月です。
気付いてから20分程で東側に薄く広がりながら流れていきました。
2枚目は、2日前の夕方に同じ方角に長時間あった雲です。
先日、宮城県にお住まいの読者さんたちから地震雲と思われる写真を送っていただきましたが、こちらも非常に気がかりな雲です。
まず1枚目ですが、パッと見は帯状形地震雲のように見えたのですが、縦方向に伸びていて、渦巻いていたということなので、「竜巻形(たつまきがた)地震雲」かも知れません。
雲を見つけてから20分ほどで消えたとなると、もっと長い時間上空に出現していたということになりますので、やはり地震雲の特徴と一致します。
このタイプの地震雲は1995年に発生した『阪神淡路大震災(M7.3)』の前にも出現していたので、注意が必要なタイプの地震雲です。
そして、2枚目の雲ですが、こちらも非常に気がかりな雲です。これにそっくりな雲が2061年に発生した『熊本地震(M7.3 震度7)』の前に出現していました。
そして、同じく仙台にお住まいの読者さんから気になる雲の写真を送っていただきました。
投稿者 :仙太郎さん
日 時 :2022年5月10日
場 所 :宮城県 仙台市
コメント:家に着いて空を見ると不思議な雲がありました。
こちらも「竜巻形(たつまきがた)地震雲」のように見えます。
グルグルと回転しながら渦を巻き、縦方向へと伸びていることが確認できます。
この1週間ほど、宮城県に相次いで地震雲が出現しているということで、近い内に宮城周辺エリアを震源とする大きな地震が発生するのかも知れませんので十分に警戒しておいていただきたいと思います。
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