【地震の前兆現象】東北地方(宮城県)に気になる雲が出現~断層形地震雲&鞘豆形地震雲~(5月10日)
地震雲が発生する仕組み
地震は地殻の変動によって発生しますが、揺れが発生する前には地殻の内部で摩擦や圧縮が起きて、地殻に含まれる石英(別名:水晶、クリスタル)に圧力が加わって電気が生じます。
この電気エネルギーが電磁波となって地上へ伝わります。そして電磁波というのは雲を形成するので、それが様々な形の地震雲となって上空に現れるという説が最も有力です。
また電磁波は磁界にも影響するので、磁界を感じ取れると言われている動物(イルカやクジラなど)が座礁する要因の一つといわれています。
地震雲が出現したりクジラが座礁したからといって、100%の確率ですぐに地震が起こるというわけではありませんが、地殻内部で何らかの異常が発生しているという予測はできます。
地震雲の種類についてはこちらをご覧ください。
東北地方(宮城県)に気になる雲が出現(5月10日)
投稿者 :くままさん
日 時 :2022年5月8日14時
場 所 :宮城県 仙台市
コメント:宮城県住まいです。外を見たら、初めて見た雲がありました。
これは「断層形(だんそうがた)地震雲」かも知れません。
このタイプは大規模な雨雲に似ているので天気予報を確認する必要がありますが、調べてみたら当日は曇りとなっていたので、地震雲である可能性がありそうです。
確かに全体的に雲が現れており曇っていますが、クッキリと輪郭が現れている雲と気象の雲は見た感じが全く異なっています。
このタイプは2005年に発生した『釧路沖地震(M6.4)』や2016年の『鳥取地震(M6.6)』の時にも出現していたので、警戒が必要な地震雲です。
そして、1枚目の写真をよーーーく見てみると、うっすらと『彩雲(さいうん)』も現れています。
そして、同じく宮城に別のタイプの地震雲も出現したようです。
投稿者 :たかぞさん
日 時 :2022年5月8日17時
場 所 :宮城県 大崎市
コメント:5/8に南西の方角に出ていました。この雲は、お昼くらいから出ていて、ちょっとずつ西に移動しています。
雲の下辺りは屋根に隠れていますがぐるぐると渦を巻いているような形でした。
この雲のヘリ辺りですが、1時間前くらいにはヘリに沿うように虹色になっていました。西陽で虹色になっていたのかな?
同じ時間には北東の方にサヤマメ状の雲が南北に3本(?)出ていました。写真は撮れませんでした。雨が降る予報も無いし、気持ち悪い雲です。
これはパッと見は気象の「レンズ雲」のように見えたのですが、この大きく写っている雲のほかにも気になる雲が写っています。
写真右下の雲を拡大してみます。
これらはもしかすると、「鞘豆形(さやまめがた)地震雲」かも知れません。
レンズ雲である可能性も捨てきれないのですが、先に掲載したように、同日に同じく宮城で断層形地震雲らしき雲が出現していることを考えると、こちらも地震雲である可能性の方が高そうです。
ですので、近い内に宮城周辺エリアで、かなりの規模の地震が発生するかも知れません。
※すこやかさん(山梨県)、チカチカさん(東京都)、あまりんさん(広島県)、migaさん(岡山県)、ちぃさん(場所不明)からご投稿いただいた写真の雲は、気象の雲だと思われます。
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