【地震予知・前兆現象】強震モニタ~鳥取県と岡山県の県境付近に強いシグナル~(5月10日)[No.0523]
各データについて
強震モニタ
強震モニタとは、防災科学研究所が日本全国に設置している地震計で観測したデータをリアルタイムで配信しているWebサービスのことです。
地表面(Surface)での振動と地中内部(Borehole)での振動をシグナルとして表示しています。
赤色のシグナルが最も強く、表示可能上限を超えている振動が発生している可能性も考えられるので、赤いシグナルが出現したら要警戒です。
また、地表面のシグナルは生活ノイズ(車や電車の走行、工場の振動、工事など)を拾っている場合もあるので、地震の前兆として発生することがある微振動などを確認するためには、地中のシグナルを重点的に観察した方が良いと思われます。
鳥取県と岡山県の県境付近に強いシグナル(5月10日)
投稿者 :ななはさん
発生日 :2022年5月9日19時頃~
場 所 :鳥取~岡山
コメント:へんな胸騒ぎがするので強震モニタを覗いてみたら、5月9日19時頃からずっと2時間以上、鳥取県と岡山県の県境付近に赤いマークが連続して出ているので、もしかしたら鳥取県で大きな地震が起きるのではないかと思います。
鳥取県は過去、2016年頃や2000年頃にも大きな地震が起きた場所なのでとても不安です。
鳥取県西部~岡山県北部辺りに強いシグナル(赤色)が確認できます。
画像のタイムスタンプを見ると、昨日の19時頃から21時頃まで強いシグナルが現れていたようなので、かなり長い時間シグナルが出現していたようです。
ななはさんがおっしゃっているように、鳥取では2000年に「鳥取県西部地震(M7.3 震度6強)」、2016年に「鳥取県中部地震(M6.6 震度6弱)」が発生して、大きな被害が出ています。
さらに遡ると、1943年に「鳥取地震(M7.2 震度6~)」も発生しており、潜在的に大地震が起きやすいエリアの一つです。いずれも内陸地震なので、激しい揺れとなり、被害も甚大なものになってしまいました。
そして、奇妙なことに、これら3つの大地震はいずれも「金曜日」に発生していたようです。そういえば、東日本大震災(M9.0)も金曜日でした。
今回のシグナルが大地震の前兆として現れたとは言い切れませんが、周辺エリアにお住まいの方は、念のため、大地震の発生に警戒をしておいてください。
引き続き、各データを注視していきます。
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