【地震予知・前兆現象】地磁気の変動~「5/11ごろまで、全国的にM5以上の地震に警戒をお願いします」~(5月12日更新)[No.0519]
2022/05/12
各データについて
地磁気
地磁気とは地球の磁気のことで、時々磁場が大きく乱れること(磁場異常)があり、地磁気のグラフにも異常が現れます。
太陽から放出された荷電粒子による磁気嵐によるものと、地震を引き起こす断層由来の磁場異常があります。
東日本大震災(M9.0)が発生する10日前に、地磁気のグラフが激しく乱れていました。
「5/11ごろまで、全国的にM5以上の地震に警戒をお願いします」(5月4日)
投稿者:あおぞらさん
投稿日:5月3日(火)
レオさん、こんにちは。あおぞらです。K indexが5/1頃から収束傾向にあります。
5/11ごろまで、全国的にM5以上の地震に警戒をお願いします。
なお、現時点では、昨日発生した硫黄島近海のM5.9、鳥島近海のM5.5、日向灘のM5.0の3つが対応するものなのかは不明です。
グラフを見ると、4月27日にマイナーストームとアクティブが出現してから、徐々にK index(地磁気のじょう乱指数)数値が下がっていることが確認できます。あおぞらさんがおっしゃっているように収束傾向にあると言えそうです。
となると、法則発動ということでM5以上の強い地震に警戒が必要です。
そして、収束が始まった4月28日以降、現在(5月4日午前11時)までにM5クラスの強い地震が相次いで発生しています。
もしかしたら、これらの地震で今回の法則が解消されている可能性もありますが、あおぞらさんがおっしゃっている5月11日くらいまでは、M5以上の強い地震が発生する可能性は十分にありますし、現在、TEC(Total Electron Content=電離層の全電子数)に強烈な異常が連日出現していますから、日本全国どこにいても防災意識を最大レベルに高めておく必要があります。
対応する地震が発生(5月12日) NEW!
投稿者:あおぞらさん
投稿日:5月3日(火)
レオさん、こんにちは。あおぞらです。つい先日に、K indexが収束した旨をお知らせしましたが、対応する地震が発生したので報告します。
発生日時 2022年5月2日6:58頃
震源地 硫黄島近海
マグニチュード5.9
発生日時 2022年5月2日12:14頃
震源地 鳥島近海
マグニチュード5.5
発生日時 2022年5月2日16:08頃
震源地 日向灘
マグニチュード5.0
発生日時 2022年5月3日19:40頃
震源地 東京都多摩東部
マグニチュード4.6
発生日時 2022年5月5日18:42頃
震源地 茨城県南部
マグニチュード4.8
以上の5つが対応していると判断しました。
余談ですが、最近は京都府南部を震源とする地震が相次いで起きており、確か、過去には震源地近傍の生駒断層帯でM6クラスの地震があったはずです。
今一番注意が必要なエリアの一つだと考えています。今は落ち着いていますが、何か不気味な地震活動があればまたお知らせします。
掲載が遅くなりました。「5月11日頃までにM5以上の地震」という予測でしたが、あおぞらさんが挙げられている地震のほかに以下の地震が発生しています。
6日に沖縄地方でM5.4
7日に沖縄地方でM5.7
9日に沖縄地方でM6.6、M5.4
9日に東海地方でM5.1
茨城で観測されている地磁気なので、東京や茨城を震源とする地震が今回の変動に対応する地震だった可能性もありますが、今回はあまりにもM5以上の地震が多いので、どれが対応した地震なのかは明確には分からないといった感じかも知れません。
わずか1週間のうちに、M5以上の強い地震が8回も発生するというのは非常に稀なことで、やはり、日本における地震活動がこれまでにないくらいに活発化しているというの表れなのだと思います。
TEC(Total Electron Content=電離層の全電子数)にも相変わらず異常が続いていますし、東日本大震災(M9.0)クラスの巨大地震になるかどうかは分かりませんが、そう遠くないうちに、かなりの規模の地震が発生する可能性が高いのではないかと思えてなりません。
引き続き、地磁気の変動を注視していきます。
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