【地震の前兆現象】関東(東京)に気になる地震雲が出現～「関東揺れそうな気配です」～(4月27日)

地震雲が発生する仕組み

[画像：imartより]

地震は地殻の変動によって発生しますが、揺れが発生する前には地殻の内部で摩擦や圧縮が起きて、地殻に含まれる石英(別名：水晶、クリスタル)に圧力が加わって電気が生じます。

この電気エネルギーが電磁波となって地上へ伝わります。そして電磁波というのは雲を形成するので、それが様々な形の地震雲となって上空に現れるという説が最も有力です。

また電磁波は磁界にも影響するので、磁界を感じ取れると言われている動物(イルカやクジラなど)が座礁する要因の一つといわれています。

地震雲が出現したりクジラが座礁したからといって、100％の確率ですぐに地震が起こるというわけではありませんが、地殻内部で何らかの異常が発生しているという予測はできます。

地震雲の種類についてはこちらをご覧ください。

・ 【保存版】地震雲の見分け方～名前と種類と特徴～

関東(東京)に気になる地震雲が出現(4月27日)

これは「肋骨状形(ろっこつじょうがた)地震雲」のように見えます。

このタイプは、雲の出現からあまり間を空けずに地震が発生することが多く、雲の出現範囲が広いほど大きな地震になると言われています。

写真を見る限り、かなりの広範囲に出現しているようなので、関東(東京)でかなりの規模の地震が発生するかも知れません。

そして、このタイプの地震雲は2005年に発生した福岡県西方沖地震(M7.0 震度6弱)の時にも現れていました。

そして、本日(27日)、めったに地震が発生しない東京湾を震源とする地震が発生しました。

[画像:気象庁より]

地震雲が出現した場所からすぐ近くを震源とする地震なので気がかりです。

もし、これから東京湾を震源とする地震が続くと、かなり危険度が高まるかも知れません。

そして、これから掲載しますが、東京で観測していただいている大気中のラドン濃度にも非常に気がかりな変動が確認されています。

やはり、関東エリアの危険度はかなり高くなっているものと思います。

引き続き、全国各地の前兆現象を注視していきます。

※ゆきっちさん(千葉県)、魔女っ子ふ〜ちゃんさん(宮城県)からご投稿いただいた写真の雲は、気象の雲だと思われます。

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