【地震予知・前兆現象】地磁気の変動~メジャーストームが出現~「今回のような事態は初めて見た」~(4月12日)[No.0498]
各データについて
地磁気
地磁気とは地球の磁気のことで、時々磁場が大きく乱れること(磁場異常)があり、地磁気のグラフにも異常が現れます。
太陽から放出された荷電粒子による磁気嵐によるものと、地震を引き起こす断層由来の磁場異常があります。
東日本大震災(M9.0)が発生する10日前に、地磁気のグラフが激しく乱れていました。
メジャーストームが出現(4月12日)
投稿者:あおぞらさん
投稿日:4月11日(月)
レオさん、こんにちは。あおぞらです。4月10日にMajorstormが突如として一本立ちました。
この他、Activeも3本立っています。
今回のような事態は初めて見たものですが、K indexの値は全体的に高めですので、地震前兆である可能性も十分にあります。
一連の異常が収束すればまたお知らせします。
前回の異常に対応する地震は以下の3つが該当すると判断しました。
その1
2022年4月10日14時17分ごろ 房総半島南方沖 M4.0
その2
2022年4月10日17時30分ごろ 福島県沖 M4.7
その3
2022年4月10日18時43分ごろ 茨城県沖 M5.0
今回は関東から東北南部(茨城県の近く)で同じ日の午後に起きた3つの地震が対応していると見られます。この地震により、現在の法則的中率は85.7%になります。
いつもご報告ありがとうございます。
まず先に、前回のご投稿(7日)で、今月初めに現れていたK indexの変動が収束したとご報告いただきましたが、今回あおぞらさんが記載されているように、10日の午後に関東圏で立て続けに地震が発生して、茨城県沖の地震においてはM5クラスに達しました。
あおぞらさんが発見した法則は次のような内容です。
『異常はActiveが複数立つ、またはMinorstorm以上が立つものとし、法則的中は、一回以上の大規模地震か関東甲信越、東北における中規模の群発を指すものとする。』
まさに法則通りの地震が発生したと言えそうです(地震の発生はK index収束後)
地磁気の観測場所が茨城なので、その周辺エリアでの地震が起こる前にK indexに異常が現れやすい傾向があるのかも知れません。
そして今回は、メジャーストーム(ピンク色)が出現してアクティブ(オレンジ色)も3本出現ということで、これまでに比べると地磁気の乱れが大きいということになります。
地磁気の乱れが大きいほど、変動に対応する地震の規模も大きくなる傾向があるので、今回はさらに大きな地震となる可能性が高いと思われます。関東・東北エリアでM6クラス以上となるのかも知れません。
地震の発生時期は、K indexの収束後、大体1週間以内と見ていますので、今回の大きな乱れがいつ収束するのか注視したいと思います。
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