【地震予知・前兆現象】ラドン数値の変動~「エネルギーが蓄積されているといった感じがします」「巨大地震が発生するのは確実(M6というよりM7以上)だと思いますが発生まで時間がかかるのかもしれません」~(2月17日)[No.0432]
大気中のラドン濃度の変動と地震の関係
「ラドン」は、無色で無味無臭の気体。原子番号は86。元素記号はRn。
地震が起こる前には地殻内部に圧力がかかり、部分的に地殻の破壊が起こりますが、その際に地殻内部に閉じ込められていた「ラドン」が大気中に放出されます。
阪神淡路大震災(M7.3)発生前、そして東日本大震災(M9.0)発生前に大気中のラドン濃度に大きな変動が出現していました。
必ずしも地震が起こる前に大気中のラドン濃度が上昇するわけではありませんが、ラドン濃度に変化が起きたら地震に要注意と考えて良いです。
「エネルギーが蓄積されているといった感じがします」(2月17日)
投稿者 :joyallzeqさん
投稿日 :2月16日(水)、17日(木)
場 所 :東京
コメント:ラドン数値の報告です。ラドン数値が21まで下がった日が2月12日と2月15日にあります。
2022/02/09 9:00 測定値29
2022/02/12 3:00 測定値22
2月9日9時より66時間に7の変動量
2022/02/09 16:00 測定値28
2022/02/12 11:00 測定値21
2月9日16時より67時間に7の変動量
台湾付近で2月12日1時43分M5.8の地震が発生しています。
2月12日以降数値の変動が小さいです。静穏状態がしばらく続いているといった感じです。
今回グラフを表示させてみました。
赤い点はM6以上の地震が発生した時、橙の点はM5.5以上M6未満の地震が発生した時です。ちょっとわかりにくかったらごめんなさい。
2月9日から12日まで少し動きがあったものの1月26日以降動きが静かといった感じです。エネルギーが蓄積されているといった感じがします。
グラフ上大きい山形が形成されたり急な上昇が見られたりしないと巨大地震は発生しにくいと見ています。
TECも2月11日以降2月14日までと2月16日に異常が出ているようなので、巨大地震が発生するのは確実(M6というよりM7以上)だと思いますが、発生まで時間がかかるのかもしれません。
また動きがありましたら投稿いたします。
(追記)
ラドン数値の報告です。少し動きがありました。
2022/02/09 9:00 測定値29
2022/02/12 3:00 測定値22
2月9日9時より66時間に7の変動量
2022/02/09 16:00測定値28
2022/02/12 11:00測定値21
2月9日16時より67時間に7の変動量
2022/02/16 2:00 測定値22
2022/02/17 12:00 測定値29
2月16日2時より34時間に7の変動量
今のところすぐにはM7クラスの地震は発生しないと思われます。台湾で揺れたような感じでM5.5前後の地震はあるかもしれません。
また動きがありましたら投稿いたします。
いつもご報告ありがとうございます。前回のご投稿でラドン数値が「22」まで下がったとありました。今回は「21」まで下がっていますが、前回同様に変動スピードがかなり緩やかな状況です。
やはり、地震の発生のタイミングに関係しているのは変動スピードの方なのかも知れません。
そして今回、この3ヶ月間の変動をグラフ化していただきましたが、M6以上の大規模地震が発生しているのは、数値が高いところから下がり続けている最中(中間あたり)と、数値が徐々に上がっている途中が多いようです。
そして、1月下旬頃からは、数値が大体30以下で横ばい状態となっています。
期間は今回ほど長くはありませんが、12月にも数値が30以下の横ばい期間があり、その途中でM6以上の地震が発生しています。
現在は変動スピードが緩やかなので12月の頃とは少し状況は違うのかも知れませんが、現在、『TECの法則』が発動していますし、M6以上の強い地震の発生に警戒をしておいた方が良いと思います。
引き続き、ラドン濃度の変動を注視していきます。
[このページはここまで ですっ!]