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【地震予知・前兆現象】各地の地磁気に異常が出現~「北海道は振れ幅100のため、M6前後の地震か噴火に注意してください」&強震モニタ「熊本と福岡の県境に強いシグナルが出現」~(1月25日)[No.0417]

各データについて

地磁気

地磁気のグラフ(キルナ天文台)

地磁気とは地球の磁気のことで、時々磁場が大きく乱れること(磁場異常)があり、地磁気のグラフにも異常が現れます。

太陽から放出された荷電粒子による磁気嵐によるものと、地震を引き起こす断層由来の磁場異常があります。

東日本大震災(M9.0)が発生する10日前に、地磁気のグラフが激しく乱れていました。

 

強震モニタ

強震モニタの画像

東日本大震災(M9.0)発生時の強震モニタ(地表面)

強震モニタとは、防災科学研究所が日本全国に設置している地震計で観測したデータをリアルタイムで配信しているWebサービスのことです。

地表面(Surface)での振動と地中内部(Borehole)での振動をシグナルとして表示しています。

赤色のシグナルが最も強く、表示可能上限を超えている振動が発生している可能性も考えられるので、赤いシグナルが出現したら要警戒です。

また、地表面のシグナルは生活ノイズ(車や電車の走行、工場の振動、工事など)を拾っている場合もあるので、地震の前兆として発生することがある微振動などを確認するためには地中のシグナルを重点的に観察した方が良いと思われます。

 

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各地の地磁気に異常が出現&強震モニタ(1月25日)

投稿者 :こあらさん
投稿日 :2022年1月24日、25日
場 所 :北海道、九州、関西
コメント:各地磁気が乱れてます。大小様々&各地磁気の為、全国的に大小様々な地震に警戒してください。

北海道(女満別)1/14~16、19~20

地磁気の画像

地磁気の画像

地磁気の画像

地磁気の画像

地磁気の画像

1/20北海道(女満別)地磁気は、振れ幅100のため、またまた北海道から東北にかけてM6前後の地震か噴火に注意してください。

茨城(柿岡)1/14~15、19

地磁気の画像

地磁気の画像

地磁気の画像

千葉(鹿野山)1/16

地磁気の画像

鹿児島(鹿屋)1/19

地磁気の画像

1/16は千葉県(鹿野山)の地磁気も振れ幅100と珍しく異常がありました。

また、日向灘の地震頃から、阿蘇山・雲仙岳・霧島山の地震計振幅も飛び抜けているので、一緒に投稿します。

地震計の画像 地震計の画像 地震計の画像

強震モニタの地中最大変位で、日向灘の地震前からですが、その後もオレンジまたは赤シグナルが時々発生しているのを見ます。

強震モニタの画像

強震モニタの画像

強震モニタの画像

強震モニタの画像

また、1/24は兵庫県と京都府の県境でもオレンジシグナルでした。

前回のご投稿(12日)で、鹿児島の地磁気に大きな異常(振れ幅100nT)が現れたということで、こあらさんM6前後の地震か噴火に一応気をつけてくださいと予測なさっていました。

そして、ご投稿から10日後の22日にこあらさんが予測なさっていたようにM6クラスの非常に強い地震が発生しました。

地震情報の画像

[画像:Yahoo!天気・災害より]

この地震の震源は日向灘で規模はM6.4 震度5強  震源の深さは40kmでした。

観測地の鹿児島と震源地が近かったので、前兆して現れた地磁気の異常の振れ幅が大きかったのかも知れません。

そして、今回は北海道の異常が一番大きいということなので、北海道~東北エリアM6クラスの大きな地震が発生するのかも知れません。

それから、強震モニタですが、日向灘の地震が起こる6日前から熊本福岡の県境付近に強いシグナル(赤色)が断続的に出現しているようです。

念のため、周辺エリアにお住まいの方はいつも以上に防災意識を高めておいていただきたいと思います。

それから、阿蘇山などの地震計データですが、日向灘での地震(本震、余震)の影響を受けているだけだと思われますので、心配はいらないと思います。

ただ、地震活動と火山活動には密接な関係性がありますので、これから火山活動も活発化していくのかどうかを注視していく必要があります。

 

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K indexについてはかなり注目できそうです

地震のイメージ画像

投稿者:あおぞらさん
投稿日:1月23日(日)

レオさん、こんにちは。あおぞらです。日向灘の地震、こちら(中国地方)も揺れました。夜中に緊急速報が来たもので、驚きました。横揺れが数十秒程度続いたような感じです。

さて、本題ですが、今回の地震は柿岡地磁気にも地震との関連性が出ていたのではないかという可能性があったために投稿しています。

画像を参照していただきますと、1月20日頃まではK indexが概ね3程度、Activeが短期間で複数回、Minor stormが一回出ている状態となり、K indexが高くなっています。

地磁気の画像

しかしながら、20日の午前中からこれは収束し、そして今回の地震が発生しました。

私は、投稿はしていませんでしたが、地磁気擾乱(じょうらん)の程度を示す、K indexの数値が数日ほど連続して高くなった後に一度でも収束したら、大規模な地震発生はかなり近いかもしれないという仮説を立てていました。

過去の状況としてはこんな感じです。

2021年11月4日にK indexが高くなる
→7日に収束
→11日に沖縄付近でM6.6の地震発生

2021年3月1日頃からK indexが高くなる
→16日頃に収束
→20日に宮城沖でM6.9(最大震度5強)の地震発生

なお、熊本地震においては明確なものは出ていませんでしたが、胆振東部地震、大阪北部地震、さらには東日本大震災でも同様の傾向は確認できました。

まとめると、現在分かっている前兆として有力なのは、
「K indexの数値が連続して高くなると一週間から三週間程度で最大M6~7クラスの地震が起きやすいこと」

「高い状態が続いたK indexの数値が小さくなると地震発生はかなり近い。早いとその日、遅くても1週間程度」

今後、このK indexについてはかなり注目できそうです。今後も柿岡地磁気を見ていきます。

これは凄い発見だと思います。

大地震が起こる前に地磁気に異常が現れるケースは多々ありますが、発生前にある一定の範囲で規則的な変動が起きていた、法則性があるとなると、地震の規模と発生時期の予測を高精度で行えるということを意味しています。

あおぞらさんの試みと分析力、素晴らしいですっ!!

そういえば、掲載はしていませんでしたが、確かあおぞらさんはまだ10代ということで、大学へ進学されるなら是非とも理系に進んでくださいっ!絶対に向いていると思いますっ(笑)

もし、また法則に当てはまる前兆が現れたら即ご報告をお願い致します。

 

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