【噴火・前兆現象】霧島山(九州)~「地震計振幅に大きく出ていました」「傾斜計も変化があります」&群発地震も発生~(12月1日)[No.0393]
霧島山(九州)~「地震計振幅に大きく出ていました」「傾斜計も変化があります」&群発地震も発生~(12月1日)
投稿者 :こあらさん
投稿日 :11月30日(火)
場 所 :鹿児島・宮崎
コメント:1/29に霧島山で地震計振幅に大きく出ていました。
同日の傾斜計も変化があります。
他は気になっただけですが一応一緒に送ります。
富士山の地震計振幅は相変わらず見れません。
霧島山の地震計ですが、29日に振幅が爆発的に増加しています。そして、29日には周辺エリアを震源とする群発地震が発生しました。
地震計の振幅が激しくなった時刻と群発地震が始まった時刻がかなり近いので、もしかしたら、この地震は火山性の地震だったのかも知れません。
霧島連山は活火山ですから、噴火の前触れということも考えられます。10年前には、大規模な噴火が起きています。
同じく九州の「阿蘇山」の地震計は特に気になる点は見当たらないのですが、「箱根山」や「草津白根山」の地震計では11月22日頃から変化が見られるようです。
11月の有感地震の発生回数が10月に比べてかなり増加しており、地震活動と火山活動には密接な関係性があることを考えると、霧島山だけでなく、各地の活火山においても噴火が発生する可能性がありそうです。
噴火が起こる前には火山性地震が増加したり、山体膨張が起こるなどの前兆現象が現れることが多く、噴火の危険性は把握しやすいのですが、何の前触れもなく突如として噴火が起こることもありますので、活火山の周辺にお住まいの方は、大噴火が起きたらすぐに避難が出来るように準備をしておいていただきたいと思います。
やはり、地震大国・火山大国である日本で暮らす以上は、「備え」と「防災意識」がとても大切です。
引き続き、各地の火山活動を注視していきます。
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