【地震の前兆現象】にゃんさんからの投稿～北海道に非常に気になる地震雲が出現～「目の前にセパレートな空が広がってました」～(10月9日)[No.0090]
地震雲が発生する仕組み
[画像：imartより]
地震は地殻の変動によって発生しますが、揺れが発生する前には地殻の内部で摩擦や圧縮が起きて、地殻に含まれる石英(別名：水晶、クリスタル)に圧力が加わって電気が生じます。
この電気エネルギーが電磁波となって地上へ伝わります。そして電磁波というのは雲を形成するので、それが様々な形の地震雲となって上空に現れるという説が最も有力です。
また電磁波は磁界にも影響するので、磁界を感じ取れると言われている動物(イルカやクジラなど)が座礁する要因の一つといわれています。
地震雲が出現したりクジラが座礁したからといって、100％の確率ですぐに地震が起こるというわけではありませんが、地殻内部で何らかの異常が発生しているという予測はできます。
地震雲の種類についてはこちらをご覧ください。
北海道に非常に気になる地震雲が出現(10月9日)
投稿者 ：にゃんさん
日 時 ：2021年10月8日 17時頃
場 所 ：北海道 札幌市
コメント：レオさん、こんばんは。帰宅途中、目の前にセパレートな空が広がってました。
断層雲だと思いますが、これ地震に関係ありますか？
北から南方面を見ての写真です。１枚目が右、２枚目が左でつなげて見てください。夕暮れがせまってぼやけてますがクッキリ分かれてました。
おっしゃっているように、これは「断層形(だんそうがた)地震雲」だと思われます。
このタイプは、大規模な雨雲によく似ているので、天気情報を確認する必要があります。
8日と9日の札幌市の天気をチェックしたところ、両日ともに晴れとなっていましたので、これは「断層型地震雲」である可能性が非常に高いと思います。
このタイプは2005年に発生した『釧路沖地震(M6.4)』や2016年の『鳥取地震(M6.6)』の時にも出現していたので、警戒が必要な地震雲です。
また、昨日(8日)に予知・予言のページに掲載したように、にゃんさんは関東での大きな地震の後にもかなり強い地震体感が現れているようで、「北日本、北海道寄り」での地震を感じ取っています。
もしかしたら、北海道内(札幌周辺)が震源となるような強い地震の発生が近いのかも知れませんので、北海道にお住まいの方もいつも以上に防災意識をしっかりと高めておいていただきたいと思います。
引き続き、全国各地の前兆現象を注視していきます。
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