【命の旅立ち】一周忌の法要に行く時の少し不思議な体験~「父がエンジンをかけられなくしたのではないかな」~(9月23日)
一周忌の法要に行く時の少し不思議な体験
投稿者:パールさん
投稿日:9月11日(土)
レオさん、大切な方が旅立たれ辛い中、不思議探偵社の再開ありがとうございます。まだまだ悲しみの中におられると思いますが無理をなさらないよう、お体を大切になさってください。
私の父親が亡くなり、一周忌の法要に行く時の少し不思議な体験を話させていただきます。
その時、私の1人目の子供が生まれて4ヶ月位で、子供に必要な持ち物を揃えたり、子供の世話をしたりなどしているうちに時間がどんどん経ってしまいました。
出発できる時にはもう絶対に法要開始に間に合わない時間になってしまったのですが、仕方ないと思いながらやっと車に乗り、主人がキーを回すと、エンジンがかかりません。
どうやってもかからないので、車は諦めて急遽電車で行く事にしました。
生まれたばかりの子供を連れて電車に乗った事はなかったし、それまでも夫と実家に行く時は車だったのですが、仕方ありませんでした。
ですが結果、ギリギリ法要開始に間に合ったのです。
法要が終わり、自宅に戻って車を見てもらう為にディーラーの人に来てもらいエンジンをかけてもらうと普通にエンジンがかかったのです。
その後もエンジンがかからない事も調子が悪い事もありませんでした。それにそれまでも車の具合が悪かった事は一度もなかったのです。
法要の時間に間に合うように、父がエンジンをかけられなくしたのではないかな、と思っています。
私の父は病気だったのですが、亡くなる前も亡くなった後も、父は病気で辛かっただろう、もっと長生きしたかっただろうなどと考えると私は涙が溢れて止まらなくなる状態でした。自分でも辛かったです。
そんな感じでしたが、幸いと言うのも良くないとは思いますが、生まれてくる子の準備もしなければなりませんでしたし、産まれた後も父の事を考えている余裕などなくなり、辛さや悲しみが薄れていきました。
逆の立場になった事を考えると、自分が亡くなった事で家族が辛い思いをするのは悲しいので、心が安定するまで忘れてくれていいよと思うと思います。ですので、それでよかったと思っています。
大した話でもなく長々と失礼致しました。レオさんが早く立ち直れる事を願っております。これからも不思議探偵社、楽しみにしております。
お気遣いのお言葉ありがとうございます。
ちょうど1周忌の日に限ってエンジンがかからなくなったということで、電車に変更したことでちゃんと法要の時間に間に合ったということですが、もしかしたら……もしかしたらですが、もしその日に車で向かっていたら、事故に逢っていたりして、お父様がパールさんのご家族を守るために一時的にエンジンを動かないように取り計らったという可能性もあるのかも知れません。
人には大切な人を見送る時が必ずやって来ますし、自分自身が旅立つ時も必ずやってきます。
当然、辛く悲しい出来事ではあるのですが、それによって残された人生の時間を悲しみに暮れて過ごしたり、無駄にしてしまっては勿体無いですし、その様子を見ている大切な人が悲しんでしまうと思いますから、悲しみの連鎖を断ち切るためにも、日々の暮らしを大切にして、充実した人生にしていくことがベストなのだと思います。
そうすれば、いつか再会した時に、お互い笑顔で会えるのだと思っています。
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