【命の旅立ち】祖母の命日に~「心の中にそっと意識して毎日子育てを楽しんでいます」~(9月15日)
祖母の命日に
投稿者:しぶしぶさん
投稿日:9月6日(月)
はじめまして。初の投稿をさせて頂きます。大切な方とのお別れを経験されてお気持ち御察し致します。私も高校生の時に祖母とお別れをしました。
私は同居の初孫と言う事もあり特に関わりが深く、また、孫の中でも唯一祖母の死期が近い事を知らされ、学校帰り等暇さえあれば一番長く一緒に過ごしていました。
調子の良い時も苦痛で身体を預ける場所が無い時も見てきました。
しかし一番大事な最後の時を部活動の遠征中で私だけ看取る事が出来ませんでした。何処か他人事の様に本当の事と思えない様に最後の時を迎えました。
そのまま葬儀で荼毘に伏しても私の心は何処かここにあらずで実感の無い状態でした。
そして葬儀から数日たった時、夢に祖母が出てきました。
夢では台所で母が泣いており、部屋から出てきた祖母の顔はゾンビの様に腐った様な顔をしていました。私が心配していると祖母が「お茶はないかい?喉が渇いた」と言ってる所で目が覚めました。
次の日の夜に、私は母に「毎日仏前にお茶はあげてる?」と尋ねると「あげてるよ」と言うので、その日は私がお茶をあげて就寝しました。
その日の夜にまた祖母が現れました。祖母はとても綺麗な顔をしてて、ニコニコととても笑顔でたっていました。
そして忘れられないのが、日頃私の夢には色は全く無く白黒写真の様な映像なのですが、その日だけは笑顔の祖母の後ろに眩い限りの御光が射しており、まるでお釈迦様を見るかの様な姿で消えて行きました。
目が覚めてから、これは祖母が私だけ別れの実感がわかないのを心配したのか私に最後のお別れをさせてくれたのか、御光の光も偶然外の車のライトの光を感じたのか、それともはじめはゾンビの様な顔をして心配してたのが安心して天へ召されたのか、いろいろ考えましたが、最後に綺麗なとびきりの笑顔でお別れが出来たのできっと良かったのだろうと思った思い出があります。
それから時が経ち、私は3人の子供を授かりました。
名前は祖母の戒名から好きな一文字を頂きました。祖母が無くなってから17年の時が流れて私に長女が産まれました。
男兄弟で育った私に女の子が授かるとは思いませんでした。その子の誕生日は祖母の命日です!
私だけの心の中にそっと意識して毎日子育てを楽しんでいます。
夢の中でおばあ様がゾンビのような顔をしていたというのは、やはり、残された者たち(お母様やしぶしぶさん)が悲しみに暮れていると、あの世へと気持ち良く旅立てないということなのかも知れません。
そして、しぶしぶさんがお茶をあげると綺麗な笑顔になったということなので、おばあ様は愛孫のしぶしぶさんからお茶をいただきたいという気持ちがあったのではないでしょうか。
そして、笑顔のおばあ様に後光が射し、お釈迦様のように見えたということで、ちゃんと無事にあの世へと旅立たれたということだと思います。
ちなみに夢占いでは、後光を見る夢は吉夢とされていて、状況が良くなるサインとされています。
しぶしぶさんのお子さんがおばあ様の命日に生まれてきたというのは、もしかしたら、お子さんはおばあ様の生まれ変わりなのかも!?
ご投稿を拝読していて、しぶしぶさんのおばあ様への想いや愛情がとても伝わってきて心が温かくなりましたっ!
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