【怪談祭り2021】みなさんからの投稿~今はもうないあの部屋~「今も実家に帰ると思い出します」~(8月24日)[No.046]
今はもうないあの部屋
投稿者:すずらんさん
投稿日:8月24日(火)
レオさんこんにちは。たまに、当てにならない耳鳴りなどの報告をしますすずらんです。心霊体験などを読むのは苦手なので皆さまのを拝読したことはありませんが、実は何回か不可解な出来事に遭っています。
あまりにインパクトのある出来事は、愛知県と岐阜県の県境にある某駅で私一人で居た時に起こったことですが、何人かにこの話を話しているので素性がバレるのも嫌なので、話したいですが割愛します。笑
皆さんの程度がどんなものか存じませんが、とりあえず身近なところから。。
小さい頃、実家で、私が折り紙で作ったタペストリーのような、暖簾のような、工作品を天井から吊していました。
折り紙とはいえ、たくさん繋ぎあわせているので、千羽鶴ほどではありませんが多少の重量はありました。
実家は築80年の古くて暗い建物で、怖くて立ち入れない部屋もありました。
ある晩、母と姉と私がテレビを見ていたら、母と姉が凍てついた表情で私に言ってきました。
「あれ、何で揺れてるの……!?」
見てみると、私が作った折り紙のタペストリーが小刻みにリズミカルに左右に揺れ続けていました。
窓は開いていない、扇風機もついていない、風はなかった…はずです。
一瞬、「えっ!?」と思いましたが、母たちがあまりに気持ち悪そうにしているので、「あぁ、なんでだろうね。隙間風かな?」と言って、すぐに天井から外しました。
正直、外すにも勇気が入りましたし、ドキドキしました。祖母が亡くなった年だったか、その数年後だったように記憶しています。
皆さんはそのような経験ありますか?
あれは何だったのかな、と今も実家に帰ると思い出します。
また、私が友人を亡くした数日後、夜に勝手に湯沸し器からお湯が出たり、勝手にテレビが切れたりすることもあった部屋です。
今はその部屋の部分は古さと昨今のゲリラ豪雨災害で倒壊してしまい、もうありませんが他の部屋は残っています。相変わらず暗くて何か気配のある家ですが。
…あまり怖くない話ですみません。なかなか人に話せず、ずっと気になっていたので、吐き出させていただきました。
[この怪談は…ここまで……です…]