【地震予知・前兆現象】東京のラドン数値に気がかりな変動が続く～「14時間に7の変動量」「強い地震発生に注意願います」＆関東で気になる現象～(5月22日更新)[No.0339]

大気中のラドン濃度と地震の関係

「ラドン」は、無色で無味無臭の気体。原子番号は86。元素記号はRn。

地震が起こる前には地殻内部に圧力がかかり、部分的に地殻の破壊が起こりますが、その際に地殻内部に閉じ込められていた「ラドン」が大気中に放出されます。

阪神淡路大震災(M7.3)発生前、そして東日本大震災(M9.0)発生前に大気中のラドン濃度に大きな変動が出現していました。

必ずしも地震が起こる前に大気中のラドン濃度が上昇するわけではありませんが、ラドン濃度に変化が起きたら地震に要注意と考えて良いです。

「14時間に7の変動量」「強い地震発生に注意願います」(5月17日)

やはりラドン数値の変動による地震発生予測は凄いと思います。

前回(13日)までのご報告で、熊本地震(M7.3 震度7)の時同じ数値「14」になっていたり、急激な変動が現れていたわけですが、14日に福島県沖でM6.0の地震、16日に釧路沖でM6.1の地震が発生しており、2月や3月に大地震が発生した時もそうでしたが、ラドン数値の変動に異変が現れると、これまでは100％の確率でM6～M7の地震が起きています。

そして、今回のご報告でも「14時間に7の変動」ということで、急激な変動が起きていますので、M6クラスの地震が2回起きたばかりですが、また新たにM6～M7の地震が起こると見ておいた方が良いと思います。

そして、関東にお住まいの読者さんから気になる現象のご投稿があります。

現在、関東(千葉)で非常に気になる地震が起きています。

[画像:気象庁より]

また、14日には東京都23区を震源とするM3.9の地震も起きています。

あっちゃんさんとまーちゃんさんからご報告いただいた現象とこれらの地震は、もしかしたら、関東圏内で発生する大地震の前兆ということも考えられそうです。

海溝型の大地震が起こる前には内陸地震が増えることがあり、千葉県東部の太平洋沖は「東日本大震災の断層割れ残り帯」がある場所でもありますから、注意が必要だと思います。

特に関東にお住まいの方は、引き続き、防災意識を最大レベル高めておいて頂きたいと思います。引き続き、全国各地の気になる現象を注視していきます。

これから発震する可能性が高そうです(5月20日) NEW!

いつもご報告ありがとうございます。ラドン数値がゆっくりと下がってきているということですが、東北沖でM6.1、M6.0の地震が起きた時と比べると数値自体はまだ高いので、地震の発生はもう少し先になるのかも知れません。

しかし、東北沖でちょっと気がかりな地震が発生しています。

[画像:気象庁より]

本日(20日)も含めて、この3日間で規模は大きくはないものの、福島県沖～岩手県沖にかけて複数回揺れており、東北沖では2月から現在までに、福島県沖でM7.3 震度6強の地震、3月に宮城県沖でM6.9 震度5強の地震、4月に宮城県沖でM5.8 震度4の地震、今月1日にM6.6 震度5強の地震、14日にM6.0 震度4の地震が起きています。

地震活動が非常に活発なことは明らかですから、ラドン数値の変動にかかわらず、東北エリアにお住まいの方も大地震の発生に備え、防災意識をしっかりと高めておいていただきたいと思います。

数値が２２より下がってきました(5月22日) NEW!

変動量については緩やかになっていますが、わずか数日で数値が30台から21まで下がっているので、地震の発生が近いのかも知れません。

本日(22日)未明に中国でM7.4の大地震が発生していますが、あまりにも震源地が遠いですから、東京で観測されているラドン数値とは無関係であることは間違いありません。

これまでの地震発生事例を考えると、震源はおそらく、東北地方(東北沖)になる可能性が高いのではないかと思いますが、観測地である関東も当然要警戒エリアです。引き続き、ラドン数値の変動を注視していきます。

[このページはここまで ですっ！]

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