【地震予知・前兆現象】東京のラドン数値に気がかりな変動が続く~とうとう『14』まで下がる~熊本地震(M7.3)、鳥取県中部地震(M6.6)の前にもラドン数値が『14』に~(4月12日更新)[No.0326]
2021/04/12
大気中のラドン濃度と地震の関係
「ラドン」は、無色で無味無臭の気体。原子番号は86。元素記号はRn。
地震が起こる前には地殻内部に圧力がかかり、部分的に地殻の破壊が起こりますが、その際に地殻内部に閉じ込められていた「ラドン」が大気中に放出されます。
阪神淡路大震災(M7.3)発生前、そして東日本大震災(M9.0)発生前に大気中のラドン濃度に大きな変動が出現していました。
必ずしも地震が起こる前に大気中のラドン濃度が上昇するわけではありませんが、ラドン濃度に変化が起きたら地震に要注意と考えて良いです。
東京のラドン数値に気がかりな変動が続く~とうとう『14』まで下がる~(4月9日)
投稿者 :joyallzeqさん
投稿日 :4月9日(金)
場 所 :東京
コメント:ラドン数値の報告です。4月9日6時に16まで下がりました。
16までは過去に記録がありますがこれより下がったことは記録にはないです。また数値に変化があれば連絡します。
(追記)
数値がまた下がってしまいました。4月9日12時に14です。本当にどこまで下がるのでしょうか。
また変化がありましたら投稿します。
(追記)
ラドン数値14について過去のデータを見ると2016年に多発していました。
3週間以内に発震の可能性が高いといった感じです。
あくまで数値が14より下がらなかったらという条件付きです。
2016年4月2日 14
2016年4月14日 熊本県 熊本地方 M6.5 最大震度7
2016年4月16日 熊本県 熊本地方 M7.3 最大震度7
2016年5月6日 14
2016年5月12日 台湾付近 M6.4
2016年5月16日 茨城県南部 M5.6 最大震度5弱
2016年7月16日 14
2016年8月5日 硫黄島近海 M6.3
2016年8月9日 14
2016年8月15日 福島県沖 M5.5
2016年8月20日 三陸沖 M6.0
2016年8月29日 14
2016年9月21日 鳥島近海 M6.3
2016年9月23日 関東東方沖 M6.5
2016年10月2日 14
2016年10月21日 鳥取県中部 M6.6 最大震度6弱
とうとうラドン数値が『14』まで下がりました。異常なスピードで数値が下がっています。
間近4日間の推移を見ると、6日に22、7日に21、8日に18、そして本日(9日)に14になっているので、明らかに異常なスピードです。
そして、過去の事例を見ると、14まで下がると熊本地震(M7.3)や鳥取県中部地震(M6.6)のような大地震が発生していることが多いということで、やはり現在の状況はかなり危険と言えそうです。
この2ヶ月ほどの地震活動から、東北地方が一番警戒すべきエリアだと思っていましたが、ラドン数値が14まで下がるとどこで大地震が起きてもおかしくはないようなので、日本全国どこにいても防災意識を最大レベルに高めて、大地震の発生にしっかりと備えておいて頂きたいと思います。
あと5日ほどで熊本地震から5年となります。
ちょうどその時と同じような状況になっているということで、ちょっと色々と考えてしまいますが、兎にも角にもボクたちは過去の教訓を活かして、いつ大地震に遭遇しても被害を可能な限り小さく出来るように備えを万全にしておきましょう。
「21まで上昇したのですがまた下がってきています」(4月12日) NEW!
投稿者 :joyallzeqさん
投稿日 :4月12日(月)
場 所 :東京
コメント:ラドン数値の報告です。4月9日12時に14まで下がってから21まで上昇したのですがまた下がってきています。
4月7日9時 21
4月7日12時 22
4月7日20時 21
4月9日12時 14
4月10日15時 21
4月10日20時 18
4月11日15時 21
4月12日13時 16
トカラ列島で異常な群発地震が続いているのでその影響かもしれませんが、14より下がる可能性もあります。以上です。
9日のご投稿で、大気中のラドン数値が「14」まで下がったとご報告を頂きましたが、その後(27時間後)上昇に転じて、本日再び下落して「16」まで下がったということで、8日のご投稿でおっしゃっていた「大抵は少し上昇してから揺れますが」という条件を満たしたことになると思われます。
とにかく今回のラドン数値の変動は、これまでご報告頂いた中で一番急激な変動となっている上に最低値「14」も記録しているので、2月の福島県沖の大地震(M7.3 震度6強)や3月の宮城県沖の大地震(M6.9 震度5強)よりもさらに規模の大きい地震となる可能性を考えておいた方が良いと思います。
引き続き、ラドン数値の変動を注視していきます。
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