【地震の前兆現象】みなさんからの投稿~関東(千葉)に気がかりな地震雲が出現~阪神淡路大震災前に現われたものと同タイプの地震雲~(3月24日)[No.0089]
地震雲が発生する仕組み
地震は地殻の変動によって発生しますが、揺れが発生する前には地殻の内部で摩擦や圧縮が起きて、地殻に含まれる石英(別名:水晶、クリスタル)に圧力が加わって電気が生じます。
この電気エネルギーが電磁波となって地上へ伝わります。そして電磁波というのは雲を形成するので、それが様々な形の地震雲となって上空に現れるという説が最も有力です。
また電磁波は磁界にも影響するので、磁界を感じ取れると言われている動物(イルカやクジラなど)が座礁する要因の一つといわれています。
地震雲が出現したりクジラが座礁したからといって、100%の確率ですぐに地震が起こるというわけではありませんが、地殻内部で何らかの異常が発生しているという予測はできます。
地震雲の種類についてはこちらをご覧ください。
関東(千葉)に気がかりな地震雲が出現(3月24日)
投稿者 :にゃんとはち子さん
日 時 :2021年3月24日15時
場 所 :千葉県 柏市
コメント:いつもご苦労様です。12月にナビが狂って、掲載していただきましたにゃんとはち子です。仕事中変な雲を見つけましたので、投稿させていただきます。
柏市から西の方角に向かって出ていました。
よろしくお願いします。
これは典型的な「竜巻形(たつまきがた)地震雲」だと思われます。
グルグルと回転しながらうねって縦方向へと伸びていることが確認できます。かなり、うねりが強く現れています。
このタイプの地震雲は1995年に発生した「阪神淡路大震災(M7.3)」の前にも出現していたので、注意が必要なタイプの地震雲です。
1ヶ月ほど前にも同タイプの地震雲が千葉に出現していました。
柏市から西方向ということは、埼玉~東京北部方面ということになります。
今回、地震雲が出現した方向よりも南側になりますが、東京湾の沿岸エリアでは前兆現象の可能性がある「原因不明の異臭」が断続的に発生しており、東京の大気中のラドン濃度には気がかりな変動も起きていますので、やはり、関東は要注意エリアで間違いないと思います。
引き続き、全国各地の前兆現象に注目していきます。
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