【気になる情報】相模トラフ沿いで群発地震が発生中~『首都直下型地震・相模トラフ巨大地震』の前兆の可能性~関東・東海地方にお住まいの方は防災意識を最大レベルに~(1月2日更新)[No.0162]
2021/01/02
相模トラフ沿いで群発地震が発生中~『首都直下型地震・相模トラフ巨大地震』の前兆の可能性(12月18日)
本日(18日)夕方頃、伊豆大島近海を震源とするM5.1 最大震度5弱の強い地震が発生しました。
そして、この地震が起きてから現在までの間(23時現在)に伊豆大島周辺で地震が立て続けに発生しています。
20時24分頃の地震までは、M5.1の地震の余震かと思っていましたが、M5クラスの地震にしては異常な回数の地震が発生していますので、18時過ぎに発生したM5.1の地震は大地震の前震の一つという可能性が考えられます。
これらの地震の震源は、「相模トラフ」沿いです。
現在発生中の群発地震は相模トラフの南側、つまりフィリピン海プレートの境界付近で発生しているのですが、4日前の12月14日には、反対側(北アメリカプレート)の境界に位置する「相模湾」で地震が立て続けに発生しました。
相模湾は1923年に発生した関東大震災の震源になったとされている場所です。
そして、関東地方では6月頃から地震の前兆現象(地鳴り、電波時計やGPSが狂う、神奈川東部で原因不明の異臭、植物の狂い咲き、千葉の沿岸にハマグリが大量に出現、東京湾沿いの井戸水が突然枯れる)が相次いで発生しています。
相模トラフで発生中の群発地震、関東大震災の震源地、そして数々の地震の前兆現象などを考え合わせると、『首都直下型地震・相模トラフ巨大地震』の発生が近いという可能性が考えられます。
ですから、関東・東海地方にお住まいの方は、「水や食料の備蓄」「非常持出袋の備え」「タンスなど家具の固定」「避難経路の確認」など、地震への備えを万全にしておくことはもちろんのこと、しばらくの間は防災意識を最大レベルに高めておいて頂きたいと思います。
そして、有事の際にはパニックにならずに、揺れが収まるのを待ってから、焦らず落ち着いて外部へと避難をしてください。
ボクたちの行動や心がけ次第で、大難を小難に変えることは可能です。
相模トラフ沿いで再び群発地震が発生(1月2日) NEW!
今年2021年、最初の有感地震は「相模トラフ」沿いでの地震となりました。
このページに掲載しているように、12月14日から相模トラフ沿い(相模湾や伊豆大島周辺)で群発地震が続いていましたが、12月23日までに一度は有感地震の発生が止まったものの、このように群発地震が再び発生しています。
昨年末には南関東で地震の前兆と思われる「電波障害現象」のご報告がいくつもありましたし、その直後に群発地震が再び発生し始めたということで、やはり首都直下型地震や相模トラフ巨大地震の発生はそう遠くないうちに起きてしまうのかも知れません。
熊本地震(2016年)や大阪北部地震(2018年)のように、目立った前兆もなくいきなりドカンと発生する大地震もありますが、阪神淡路大震災(1995年)や東日本大震災(2011年)のように様々な前兆現象が確認されている大地震があり、現在の関東エリアの状況は後者であると言えますので、やはり震災級の大地震である可能性が高いと思います。
これまでに何度もお伝えしているように、関東エリアでは昨年6月頃から地震の前兆現象が多数発生しています。
約半年前から前兆と思われる現象が起きているということなり、阪神淡路大震災や東日本大震災の時にも地震発生の数ヶ月前から様々な前兆現象が起きていたとなると、関東で大地震が発生するのは今年ということになるような気がしてなりません。
もうすでに地震への備えは万全にしてあるという方も多いとは思いますが、季節ごとに備えを見直す習慣も付けて頂きたいと思います。
引き続き、相模トラフ沿いの地震活動を注視していきます。
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