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【地震予知】「地磁気」「ラドン濃度」による地震発生予測~茨城の地磁気に異常が出現「噴火の線もあるかも」&「大阪のラドン濃度が警戒レベルを超えてかなり高め」~(12月3日)[No.0302]

ラドン濃度と地震の関係について

ラドン原子のイラスト

ラドン」は、無色で無味無臭の気体。原子番号は86。元素記号はRn。

地震が起こる前には地殻内部に圧力がかかり、部分的に地殻の破壊が起こりますが、その際に地殻内部に閉じ込められていた「ラドン」が大気中に放出されます。

阪神淡路大震災(M7.3)発生前、そして東日本大震災(M9.0)発生前に大気中のラドン濃度に大きな変動が出現していました。

必ずしも地震が起こる前に大気中のラドン濃度が上昇するわけではありませんが、ラドン濃度に変化が起きたら地震に要注意と考えて良いです。

 

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茨城の地磁気に異常が出現「噴火の線もあるかも」「大阪のラドン濃度が警戒レベルを超えてかなり高め」(12月3日)

投稿者 :こあらさん
日 時 :
2020年11月27日
場 所 :茨城、大阪
コメント:11/27の茨城県(柿岡地)磁気で少し異常がありました。

地磁気のグラフ

この手のものは父島や鹿児島県(鹿屋)地磁気に多く、火山の事が多かったのですが、柿岡地磁気ではあまり見ないので、一応噴火の線もあるかもしれません(といってもどの山なのか謎ですが。)

大気中ラドン濃度グラフ集より

ラドン濃度のグラフ

大阪のラドン濃度が、また数日前から警戒レベルを超えてかなり高めです。1年前の年末年始よりは低いですが、3回目程の警戒レベル超えです。

6年分の凝縮版も添付します。

ラドン濃度のグラフ

広島のラドン濃度は今年は欠測が多い年でした。同じく凝縮版も添付します。

ラドン濃度のグラフ

富士山の地震計振幅は、保存した中では、11/12頃が最後で、その後いつからか不明ですが、表示されなくなりました。

地震計(富士山)のグラフ

前回(11月12日)に茨城の地磁気に大きな異常(振幅100nT)が現われ、それから10日後の22日に茨城県沖を震源とするM5.8の地震が発生しましたが、今回は振幅50nTなので、もし地震の前兆として現われた地磁気異常なのであれば、M5前後くらいの規模になりそうです。

こあらさんがおっしゃっているように、噴火の前兆という可能性もあると思います。どこの火山かは分からないですが、おそらくは関東や周辺エリアの火山だと思われます。

それから、大阪のラドン濃度が警戒レベルを超えた件ですが、【地震の前兆現象】のページでお伝えしているように、11月25日に三重県で、11月30日に京都&大阪で「断層形(だんそうがた)地震雲」が出現していることも考えると気がかりな状況です。

ラドン濃度は上がっては下がってを繰り返すので、必ずしも今回の上昇で地震がすぐさまに起こるとは限らないのですが、地震雲の発生直後にラドン濃度が急上昇しているので注意が必要だと思います。

富士山の地震計データが表示されない件ですが、もしかしたら地震計が故障したか何かで修理中だったりメンテナンス中なのかも知れません。

早ければ来年(2021年)8月に富士山が噴火をするので、地震計のデータは今後さらに注視していく必要があると思います。おそらく、富士山が噴火を起こす前には火山性地震の増加が顕著になるはずです。

引き続き、各データを注視していきます。

 

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