【気になる情報】みなさんからの投稿~神奈川(横須賀・横浜)で起きている謎の異臭との共通点~関東大震災&阪神淡路大震災の前兆現象~(11月4日更新)[No.0155]
2020/11/04
神奈川(横須賀・横浜)で起きている謎の異臭との共通点~阪神淡路大震災の前兆現象(10月29日)
投稿者:りぼんさん
投稿日:10月28日(水)
幌筵(パラムシル)さんのご投稿に関する記事にちょっと関係するかもしれないので、ご報告させていただきます。
・【予知・予言】幌筵さんの地震予知~横浜・横須賀(三浦半島)で相次いでいる異臭について「おそらく大地震の前兆現象」~(10月28日)
1995年1月17日に起きた阪神淡路大震災の前兆として
・16日(地震前日)の午前4時頃、ガスくさい臭いがした(伊丹市)
・地震前夜の7時から8時、非常にくさいガスの臭いを感じた(宝塚市)
が報告されています。
三浦半島や横浜市の異臭でも、「ガスくさい臭い」がよく報告されているので、関連性が高いのではと思いました。
(下記は参考まで)
上記の情報は、本日入手した次の本に掲載されていました。
大阪市立大学理学部長・弘原海清編著「阪神淡路大震災1995年1月17日午前5時46分前兆証言1519!」(東京出版から1995年6月に出版)
大阪市立大学理学部の先生方が、阪神淡路大震災の直後に、住民の人々から前兆の聞き取り調査したものをまとめたものです。
・井戸が枯れる
・動物の異常行動
・電気器具の変調
などの証言が圧倒的に多いのですが、異臭に関する報告が2件掲載されていました。
ちなみに、この本に挙げられた前兆は、前日から数日前のものが大半となっています。
ご多忙の中、皆様からの情報を提供してくださり、ありがとうございます!相模トラフ・南海トラフ・首都直下型地震・富士山噴火が差し迫っていると言われている中、このサイトは非常に価値あるものだと思います。
毎日様々なことを勉強させていただいています。ありがとうございます。
こちらこそ、貴重な情報を教えて頂きありがとうございます。
阪神淡路大震災(1995年)についての前兆現象を紹介頂いていますが、やはり真っ先に気になる現象としては原因不明の異臭です。
現在、神奈川東部(横須賀や横浜)で、断続的に原因不明の異臭が断続的に発生して、その都度大きなニュースとなっています。採取した大気の分析は行われていますが、発生源の特定には至っていないのが現状です。
過去の大地震が起こる前に謎の異臭が発生していたという事例があり、関東大震災(1923年)とりぼんさんがご紹介してくれているように阪神淡路大震災(1995年)です。
これについては、何度かお伝えしていますが、ボクが調べたところでは地震が発生する数ヶ月ほど前に起きていた現象ということでした。
しかし、りぼんさんが入手した調査本によると、阪神淡路大震災が起こる前日にも震源地から近い場所で異臭がしていたということで、やはり異臭は大地震の前兆として起こり得る現象であることは間違いなさそうです。
神奈川で発生してい異臭でとても気がかりな点が、「発生のサイクルがどんどん短くなってきている」という点です。
初めの頃は、1ヶ月以上の期間を空けての発生でしたが、現在(10月)は1週間や数日間に1度くらいのサイクルで異臭が発生しています。
神奈川で発生している異臭が大地震の前兆現象だとしたら、サイクルがどんどん短くなっていることを考えると神奈川東部および周辺エリアを震源とする大地震がかなり近いうちに起こるのではないかと推測されます。
そして、関東大震災と阪神淡路大震災の共通点としては、どちらも「直下型地震」であり、活断層が動いたことで発生しています。
異臭が発生している横須賀(三浦半島)にも複数の断層が存在しています。
そして、神奈川での異臭も阪神淡路大震災の前に発生していた異臭も「ガスのような臭い」という点が一致しています。
謎の異臭がかなりの広範囲で確認されているということを考えると、ガソリンスタンドや化学工業施設などから漏れ出たものではなく、地下地盤から発生している可能性が高いように思えてなりません。
異臭のみならず、過去に起きた大地震の前兆現象と似たようなことが起きたら、ただ恐れるだけでなく、地震の備えを再確認したり、防災意識を高めるきっかけとすることが最善手です。
りぼんさんが抜粋している「井戸が枯れる」「動物の異常行動」「電気器具の変調」などが身近で起きたら、地震の前兆である可能性を考えて強い地震に備えて頂ければと思います。
現代の科学力では地震や津波の発生を止めることは出来ませんが、ボクたちの行動によって大難を小難に、小難を無難にすることは可能です。
分析結果を発表&文献「大正震災志」に気になる記述があった(11月4日) NEW!
神奈川県が新たに異臭発生時に採取した大気の分析結果を発表しました。
神奈川県内各地で異臭の通報が相次いでいる問題で、県は4日、横須賀、三浦両市内で採取した大気の詳細な分析結果(確報値)を発表した。
いずれもガソリンに含まれる物質が検出されたほか、国の指針値を上回る物質が検出された日もあった。発生源の特定には至っていない。
県は異臭の通報を受けて10月14、15、26日に横須賀市内、同24日に三浦市内で採取した大気を県環境科学センター(平塚市)で分析。
いずれもイソペンタンやブタンなどガソリンに含まれる物質が検出された。26日に採取した大気は、平常時の約90~200倍の濃度で、有害大気汚染物質のベンゼンの濃度は環境基準値の4倍超だった。
やはり、前回の分析とほぼ同じ物質が検出されたようです。
「ガソリンに含まれる」と書いてあることから、人工的に生成された物質だと思う方も多いと思うのですが、イソペンタンやブタンは自然界に存在しており、天然ガスに存在しています。
そして、非常に気になる情報もあります。
「大正震災志」
三浦半島や横浜の異臭騒ぎ。このところ少し落ち着きを見せていますが、まだ発生源は分かっていません。
ここにはいくつかの仮説がありましたが、一番気になるのは「大地震の前兆説」です。
実は「大正震災志」という古い文献があり、そこのなかに書かれている記述が地震の前触れではないかと言われている背景の一つです。
大正震災志には1923年の関東大震災の被害状況が克明に記されています。
当時、「海軍の水路部」が大地震の後に相模灘での水深の変化を調査したものの図。「ガス噴出」と書かれているのは2カ所。横須賀市の浦賀沖と三浦半島の南端、城ケ島の海岸沿い。
あの調査図を研究する水産海洋学者の石戸谷氏は…。
水産海洋学者・石戸谷博範氏:「(Q.『ガス噴出』というのは、イメージとしては視覚的な表現のような気がする)ガスというか、においがしたんでしょうね。それが噴出しているのを発見したのだと思います」
当時、地殻変動で隆起と沈下が激しく起きたと記されています。その爪痕が城ケ島に残っていました。
海からの浸食でできた洞窟。地震の後、約1.5メートル隆起したといわれています。
水産海洋学者・石戸谷博範氏:「すぐ沖で隆起したような地盤が、ずれたり亀裂が入ったりしてその地層の中のあったガスが浮上してきたのじゃないかと考えます」
関東大震災(1923年)の時に、横須賀市の浦賀沖の海底からガスが噴き出していて、匂いもしていたとなると、6月から断続的に発生している異臭は、やはり、首都直下型地震の前兆である可能性が高いのかも知れません。
関東大震災の時だけでなく、阪神淡路大震災(1995年)の数ヶ月前にも謎の異臭が発生していたことを考えると、首都直下型地震の発生は早ければ年内ということも十分に考えられると思います。
今後さらに、地鳴りや電波時計が狂うなどの前兆現象が発生したら、防災意識を最大レベルに高める必要がありそうです。
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