【不思議体験記】みなさんからの投稿~「あの帰り道、私は一体どこを歩いていたのでしょう……」~(8月25日)[No.0223]
「あの帰り道、私は一体どこを歩いていたのでしょう……」
投稿者:こおさん
投稿日:8月9日(日)
いつも楽しく拝見しております。オカルト、不思議な話は大好きですが全く霊感はない、そんな私ですが、先程「ぞっとする体験を【していた】」かもしれないと気が付きまして、投稿させていただきました。
どこから話そうか迷いますが、最初は自撮りの画像(画像1枚目)の鑑定をお願いするつもりで文章を用意していました。
こちらの写真は島根県にある「揖屋神社」で、お社の前に祭られた鏡に向かって撮ったものです。
私の頭の上に何か黄色いものが写っているように見えて…。
話は長くなりますが、その時少し怖い体験(下記)もしていましたので気になって、誰か霊感のある方に見て頂けたらと、文章を書き始めました。
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7〜8年前の晩秋の話になります。
私は島根県へ一人で旅行に行き、観光地を見て回っていました。
その日は、この世とあの世の境目と言われる「黄泉比良坂(よもつひらさか)」を観光しようと、山陰本線の「揖屋(いや)」駅で下車。駅員さんに道を聞いて、徒歩で向かう事にしました。
前後の観光と電車の都合で、揖屋駅を出発したのは15時頃と、少し遅め。
目的地までは徒歩だと20分はかかるとの事で、「この時期は日が暮れるのが早いから」と、早めに帰るよう駅員さんに忠告をうけて出発しました。
黄泉比良坂までは、舗装された広い道を辿り、大きな高架下をくぐってしばらく進むとすぐに看板が出てきましたので、迷わず到着する事ができました。
黄泉比良坂の周辺は木々が多く、山道のような緩やかな坂の上にありました。観光を終えた私は揖屋駅へ戻るべく、来た道を引き返しました。
緩やかな坂道を下りながら、木々の茂る一本道を5分程歩いた辺りで異変に気が付きました。
どこで道を間違えたのか、一向に「来た道」「見覚えのある道」にたどり着けません。観光スポットまで行く際には間違える程複雑な分かれ道は無かった記憶がありますが…
晩秋の日が傾きだして、夕日が差しつつありましたので「とにかく進むしかない」「坂を登ってきたのだから、下っていけばいずれ大きな道に出る」と思い、下り道を歩き続けました。
しばらく歩くと、だんだん道の幅が狭くなり、木が茂って「けもの道」のような様子になりました。
木々が日差しを遮っているせいもあり、視界がだんだんと薄暗くなってきて、下っているのか、登っているのか感覚が麻痺して来てしまいました。
恐怖心から引き返そうか迷いましたが、ここまで歩いた時間を考えるとそれもどうかと思い、とにかく歩き続けました。
どのくらいの時間と距離を歩いたのか分からず、恐くて叫びだしそうになった時、急に目の前が開けました。
木々が途切れた先に紅い鳥居が並んでいる道が見えたのです。(本当に突然ぱぁ〜っと開けたような感じで、「助かった」と思いました)
鳥居の道も坂になっていた為、ここもとにかく「下りる」事だけを考えて進みました。
鳥居を抜けると、夕日に照らされた立派なお社が見えました。お社に近づくと、お社の前に拝殿があり、そこに鏡が祭られていました。
この鏡を見たときに何故だか「写真を撮らねば…」という気持ちが湧いたので携帯のカメラで自撮りをしました。
神社の入り口の看板を見ると「揖屋(いや・いふや)神社」と書かれており、イザナミを祭っている神社である説明書きがありました。
そこからの帰り道は順調で、迷わず最初の揖屋駅へ帰る事ができました。
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…そんな写真でしたので、何やら写っている気がしまして。
「気のせい」「光の加減」であれば良いのですが、イザナミ様を祭っている場所ですし、ひょっとしたら怒っていらっしゃるかも…。
そして、この話を書くために先程マップを検索していたのですが、マップ(画像2枚目)を見てびっくり!!
「黄泉比良坂」から「揖屋神社」まで行くには、【国道9号線】と【山陰本線】を横切らないと行けない配置ではないですか?
確かに行きは「大きな高架」の下を歩いた記憶があります…。では、あの帰り道、私は一体どこを歩いていたのでしょう……?
長文で失礼いたしました。
[このページはここまで ですっ!]