【地震予知】「地電流」「ラドン濃度」による地震発生予測~北海道の地電流で気になる動きがある&広島のラドン濃度が警戒ラインを超える~(6月16日)[No.0262]
ラドン濃度と地震の関係について
「ラドン」は、無色で無味無臭の気体。原子番号は86。元素記号はRn。
地震が起こる前には地殻内部に圧力がかかり、部分的に地殻の破壊が起こりますが、その際に地殻内部に閉じ込められていた「ラドン」が大気中に放出されます。
阪神淡路大震災(M7.3)発生前、そして東日本大震災(M9.0)発生前に大気中のラドン濃度に大きな変動が出現していました。
必ずしも地震が起こる前に大気中のラドン濃度が上昇するわけではありませんが、ラドン濃度に変化が起きたら地震に要注意と考えて良いです。
北海道の地電流で気になる動きがある&広島のラドン濃度が警戒ラインを超える(6月16日)
投稿者 :こあらさん
発生日 :2020年6月9日~
場 所 :北海道、広島
コメント:ここ数日、北海道 女満別地磁気の地電流で、気になる動きがあるのでお知らせします。
6/1〜6/14の2週間分ですが、世界時間の8日〜9日の切り替わり付近が欠測し、その後上昇を続けているように見えます。
そして時々元の数値まで下がってまた上昇するという現象が続いてます。これが何を示しているのかわかりませんが、今後の参考になればと思います。
大気中ラドン濃度グラフ集より、広島が警戒及び平均ラインを越えました。
電波時計を筆頭にかなり広域に渡って異常が発生しているのが不気味ですね。
後々大災害が起こってしまったとしても、後世にレオさんのサイトから前兆現象等役に立つ情報となりますように。
たつき涼さんという方はレオさんが掲載するまで知らなかったです。凄い人達がいっぱい集まってきますね!
まず、地電流(ちでんりゅう)についてですが、地電流とは「地殻の内部を流れる電流」のことで、基本的には地磁気の変動によって、地殻を流れる電流量に変化があると言われています。
そして、地電流の変化は地震の前兆現象の一つです。
ここ最近、電波異常について掲載をすることが多いのですが、電波異常を引きこすのが電磁波で、その電磁波の元となっているのが地電流です。
そして地電流を発生させているのが、地殻内部に含まれる「石英(別名:クリスタル)」です。
地殻変動によって、地殻内部の石英に圧力が加わり電気を発生させます(圧電効果)。
また、電流が生じると電磁場も発生するので、地磁気のグラフに異常が現われたりします。
ちょっと科学っぽい話になりましたが、地震が起こるかなり前から地電流に変動が起こるとされていますので、今回の異変は北海道や周辺エリアで起こる地震の前兆であると考えて良いと思います。
グラフを見ると、9日あたりから急激に電流量が増加していることが分かります。
北海道東部の海域(十勝沖~釧路沖~択捉島沖)では、M8以上の巨大地震が起こると予測されており、かなり事態は切迫しているとの発表が政府の地震本部からありましたので、もしかすると、その前兆として現われた地電流の異変なのかも知れません。
非常に気になる現象だと思います。
そして、広島のラドン濃度ですが、これまでに何度も警戒ラインを超えては下がりを繰り返しているので、地震発生の危険度がどのくらいなのか予測がつかない感じです。
でも念のため、警戒ラインを超えているということで、広島および周辺地域にお住まいの方は、気をつけておいた方が良いと思います。
こあらさんがコメントされているように、ここ最近になって、電波時計が狂うといった現象やその他の前兆現象が次々と起きているので、本当に不気味な状況になっていると思います。
不思議探偵社で地震の前兆現象などの情報を発信しているのは、一人でも多くの方に防災意識を持ってもらい、再び震災級の大地震が起きても、東日本大震災や熊本地震の二の舞にならないようにという思いからです。
前兆現象が起きたからといって、必ずしも100%の確率で地震が起こるわけではないのですが、防災意識を高めるきっかけにすれば、大地震が発生した場合にダメージを最小限にすることが出来ると信じています。
引き続き、全国各地の前兆現象に注目していきます。
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