【地震の前兆現象】みなさんからの投稿~愛知県上空に気になる地震雲が出現~(5月30日)[No.0072]
地震雲が発生する仕組み
地震は地殻の変動によって発生しますが、揺れが発生する前には地殻の内部で摩擦や圧縮が起きて、地殻に含まれる石英(別名:水晶、クリスタル)に圧力が加わって電気が生じます。
この電気エネルギーが電磁波となって地上へ伝わります。そして電磁波というのは雲を形成するので、それが様々な形の地震雲となって上空に現れるという説が最も有力です。
また電磁波は磁界にも影響するので、磁界を感じ取れると言われている動物(イルカやクジラなど)が座礁する要因の一つといわれています。
地震雲が出現したりクジラが座礁したからといって、100%の確率ですぐに地震が起こるというわけではありませんが、地殻内部で何らかの異常が発生しているという予測はできます。
地震雲の種類についてはこちらをご覧ください。
愛知県上空に気になる地震雲が出現(5月30日)
投稿者 :たぁ坊さん
日 時 :2020年5月28日4時
場 所 :愛知県 豊明市
コメント:伊勢湾岸自動車道上り
豊明市内を走行中でしたが、方角で言うと東京方面なのかな〜な方向に見えていたと思います。
最初は名古屋港辺りからその方角からの放射線状に嫌らしい雲が見えており、しばらくしたらその方角に竜巻雲が見えて来ました。1週間位でしょうか、用心したいと思います。
※現在、地震雲の写真の鑑定はお休みさせて頂いていますが、送って頂いた写真は拝見し、気になる地震雲については掲載をさせて頂きます。
ピントがぼやけているので詳細な分析はできませんでしたが、これはおそらくコメントされているように「竜巻形(たつまきがた)地震雲」だと思われます。
鉄塔などの大きさから推測すると、この竜巻形地震雲はかなり巨大であると思われます。
このタイプの地震雲は、阪神淡路大震災(1995年)前にも出現していました。
また、名古屋港付近から放射線状の雲が出ていたという目撃情報も気がかりです。「放射状形(ほうしゃじょうがた)地震雲」だったのかも知れません。
コメントされているように、このタイプは出現から1週間ほどが特に用心すべき期間となりますが、愛知や周辺地域にお住まいの方は、念のため2週間くらいは大きい規模の地震発生に備え、防災意識をいつも以上に高めておいて頂きたいと思います。
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