【地震情報】長野県でM5.5の強い地震が発生~「糸魚川静岡構造線」のすぐ近くが震源~(4月25日更新)
2020/04/25
長野県でM5.5の強い地震が発生(4月23日)
本日(23日)お昼頃、長野県で強い地震が発生しています。
この地震の震源は長野県中部で規模はM5.5 震源の深さはごく浅い場所でした。
M5を超える強い地震でしたが、幸いにして揺れは震度4程度で済みました。
昨日(22日)には、震源地である長野県中部で地震が立て続けに発生していました。
これらの地震が、今回の強い地震の前兆だった可能性もありますし、今回の地震がさらに大きな規模の地震の前兆である可能性も考えられます。
そして、この地震の震源地は、巨大断層帯である「糸魚川静岡構造線」のすぐ近くに位置しています。
「糸魚川静岡構造線」については、2012年から2014年にかけて研究機関の調査が行われ、新潟の糸魚川エリアでの断層活動は終息している可能性があるという発表がなされていますが、政府の地震本部によると、複数の区間で地震が起きる場合は、M7.8~M8.1の巨大規模の地震となる可能性があるとのことです。
また、長野県では2011年にM6.7 震度6強、2014年にはM6.8 震度6弱の大地震が起きており、強い地震が発生しやすいエリアに分類されます。
長野県にお住まいの方は、引き続き、強い地震に警戒をして頂き、防災意識をしっかりと高めておいて頂きたいと思います。
地震が続いています~最大限の警戒を~(4月23日)
M5.5の地震以降、ほぼ同じ場所を震源とする地震が立て続けに発生しています。
M5クラスの地震の余震にしては、少し規模が大きい印象です。
もし今後、同規模の地震が続く場合は、M6以上の大規模地震へとつながる可能性も考えられますので、周辺地域にお住まいの方は最大限の警戒をしておいて頂きたいと思います。
余震とは思えないほどの地震が多発中(4月25日) NEW!
23日に発生した長野県中部を震源とするM5.5の強い地震ですが、その後、余震とは思えないほどの地震が長野県中部で発生しています。
もし、23日に発生した地震が大震災クラスのM7~の規模だったとしたら、このような地震発生回数は十分にあり得るのですが、23日の地震はM5クラスですから、これほどまでに地震が多発している状況は非常に気がかりです。
もしかすると、近い内に23日の地震よりももっと大きな規模の地震が長野で起こるのかも知れません。
この前もお伝えしていますが、長野では2011年にM6.7 震度6強、2014年にはM6.8 震度6弱の大地震が起きており、規模の大きな地震が発生しやすいエリアに分類されます。
また、巨大断層帯である「糸魚川静岡構造線」が通っていますから、もしも構造線が動いたら、大震災級の大地震となる可能性があります。
ですので、現状を考えると長野県にお住まいの方は、しばらくの間、防災意識を最大レベルに高めて暮らして頂きたいと思います。
引き続き、全国各地の地震活動を注視していきます。
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