【不思議体験記】プレイバック編~「叔母らしい別れの挨拶」~また会える日を楽しみにしてます~(3月24日)[No.0166]
叔母らしい別れの挨拶
投稿者:すみれさん
投稿日:2018年8月23日(木)
私には血の繋がりは無いのですが、母の親友であり、私の祖母、第二の母?のような叔母がいました。
彼女は難病にかかり、数日水も食事も取れず苦しんだ状態で亡くなりました。
私達はショックなのか受け入れられないのか、現実味がなくお葬式も訳もわからないまま終わってしまいました。
そして叔母が亡くなった一週間後の朝方夢を見ました。
叔母がいつものように元気よくドアを開け入って来て笑っていて…
私達は叔母自身は亡くなった事にまだ気がついていないのかと心配して居る間に場所が突然変わり、回転寿司屋に居るのです。
いつものように周りをキョロキョロ見渡し「食べても大丈夫だよ」と言うとサーモンのお寿司を嬉しそうに食べていました。
「今日はゆっくりいられるの?」と聞くと「すぐ帰るよ」といつもの口調と声で口を尖らせて喋っていました。
「何できたの?」と聞くと「歩いてきたよ」
「体は痛くない?」と聞くと「痛くないよ、ポッカポカだよ」と笑っていました。
いつものように落ち着きのない叔母は「もう帰るよ、また来るからね」とせわしなく立ち上がると、その瞬間私は目が覚めました。
目が覚めたとたんに私は朝の五時から号泣してしまいました。悲しいのと温かいのとなんとも言えない感覚でした。
その話をおばの妹さんに話すと「あの人サーモン好きでね、よく食べてたわ」と聞いて私と母は初耳だったので驚きました。
最後に夢で叔母の好物を知るとは思っても見ませんでした。
なんとも慌ただしい叔母らしい別れの挨拶でした。最近は忙しいと見えて夢にも出てくれませんけど。
また会える日を楽しみにしてます。
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