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【不思議体験記】プレイバック編~「子供時代の不思議体験集」~(3月6日)[No.0140]
子供時代の不思議体験集
投稿名:ギュメイッチさん
投稿日:2017年4月27日(木)
私の記憶
私の子供時代の不思議な体験集です。
小学1年生の時、今の実家のある一戸建てに引っ越して間もない頃の事です。
今は洋式に建て替えられましたか、当時は和式建築で、居間に布団を敷いて家族で並んで寝るような状態でした。
その居間は裏庭に面し、壁てはなくガラスのサッシで区切られたのみであり、またそこに通帳やら貴重品が入ったタンスがあり、更に裏庭は背の低い塀の勝手口を乗り越えれば簡単に入れるような状態であり、セキュリティ的には問題のある家で泥棒に入られていました。
1度は泥棒に大学時代の私が庭で出くわして、先方逃亡→未遂でしたが、更に過去にもう1度、子供の頃その居間に家族と就寝時、「私の記憶では」泥棒に入られています。
「私の記憶」というのは、後者については、なぜか私の両親がそんな記憶はないといっているためです。
私が覚えているのは…。
夜寝ていて、ガラス戸をゆっくり開けたときの音がしたので目が覚め、目だけ開けると、母や父、私の上を跨いで布団の間を歩いている3-4人の黒い人影が見えていました(いつも就寝時はオレンジの常夜灯を着けていましたから人影のみが見えました)。
人影は何かよく分からない言葉を小声で話し?ながら、タンスの中から何かをバケツリレーのような動作で渡し合い、盗んでいるようです。
両親は全く気づかずに?寝ているようです。
私はこのまま起き上がったり、声を上げたら殺される、また親も起きたら殺されるからこのまま寝ていてくれ、と念じ、薄目を開けてチラチラ見ながら、布団の中で人影が早く立ち去るように祈りながら見届けようとしていると、不意に体が浮いたような感じがして、気絶しました。
あれは寝たというより、いきなり意識が飛んだ感じで、気絶だと思います。
翌朝、暫く親が何をしても私は起きなかったようで、いつもは朝に必ず起きていたのに、昼迄寝てしまいました(休日で学校は休み)。
起床後、昨晩の出来事を話しても、両親は「知らない、夢を見たんじゃないか」の一点張り。
何も取られていないというので確かめてみると、…いやいや、私がコンクールでとった賞のメダルやら、当時大事にしていた(不思議に光る、神社で拾った)白い石が無い!!(そしてこれらは未だに共に見つかりません。)
それに、そもそもタンスの引き出しに入っているものや配置が自分の記憶と全然違う!?釈然としない中で、仕方なく私はあれは夢と思うようにしました。
ただ、そのあと、幼い頃に遊びに行った場所の話題や、学校の友達と遊んでいた時の記憶が、私と親や周りの人達と微妙に噛み合わない事があり、漠然と、「良く似た別の世界に行ってしまったような」違和感を子供心に感じており、それを引き摺って今も生きています。
またその違和感は、2000年に実家のある東海地方を集中豪雨が襲った時の前後(当時は転勤で他の地方に住んでおり、直前直後に帰省した際)にも感じており、こちらは上手く言えないのですが、被害によって景色が変わったとかいう話ではなく、この出来事を境にまるで住む世界が変わってしまったかのような、違和感を感じています。
ちなみに、私は先日検診を受けたのですが、健康体で脳ドックでも異常なし、メンタル面のチェックでも問題なしでした(笑)。
何かを切っ掛けに、今の世界が自分のいたはず?の世界と違うのではというような、違和感を感じていらっしゃる方、いませんか?
人形
次に、小学2年生の時。
学校から帰り、その日はやけに疲れて座敷で昼寝をしていると、突然、温かい何かが、おしりの方から脳天まで到達するような、突き上げられて入ってくる、変な感覚があり、それで目を覚ましました。
見回しても誰もいない。当時は何の感覚か分からなかったのですが、非常に変な話ですが、大人になって解るような気がしました(と言いつつ、私は男性なので正しくはわかるはずがないのですが…ご想像にお任せします)。
そのあとから時々、予知夢とも何とも取れないようなリアルに感じる夢を見たり、物事の少し前や直前に、例えばロケットの打上や、車の事故など、それがどのような結果になるか、直感できるようになりました。
正直、霊感的な能力は、歳をとるにつれ、下降線を描いているのを実感していますが、今でも対面してじゃんけんすると、大抵の場合、相手が何を出すか自分が何を出したら勝てるかが閃きまして、これが中々の的中率です。
大学時代はサッカーでGKをやると、PKの時は読みは「意識を集中できれば」9割以上は当たりでした。勿論、読みが当たってもジャンプ力等の不足で完全に阻止できる訳ではないのですが…。
さて、前述の過去の昼寝中の出来事で、回りに誰もいないと書きましたが、一つ引っ掛かるのは人形です。
その人形は祖父母の世代以前にいつからか家にあった、綺麗な、着物を着た芸伎さんの?人形で、この出来事が起こる数日前迄、家の倉庫の中にしまってあったようです。
その数日前に、この見たことの無い人形が私の夢に出てきて、倉庫の方から、宙を浮き目を左右にギョロギョロ動かして、私の方に迫って来たのです。
私は恐ろしくなり目を覚まし、直ぐに母親(私と同じく、若かりし頃迄は霊感あり)に話すと、それは人形が寂しがっているから、家に戻してあげないとね、といって、その部屋に戻したという、いわくのある人形なのです。
ちなみに部屋に戻して以降は、人形の夢はみませんでした。
阪神淡路大震災の前日の出来事
最後に、阪神淡路大震災の前日の出来事を。
私は当時名古屋に住んでおり、震災前日の夕方、母の運転で名古屋駅に向かっていました。
駅にもうすぐ到着という時、信号待ちをしていると、駅前から西南西辺りの方向に、型で抜いたように驚くほど正確な長方形の形をした雲の柱が見えました(当時は駅には今のようなタワー型の高層ビルはなく、向こう側が見通せました)。
方角だけで言えばまさしく神戸の方向です。
当時は晴天に近く、雲は殆ど無い中、タワー型のビルかと見間違えるぐらいの立派な雲柱です。
当時は地震雲の存在は知らず、ただ珍しい形の雲としか考えておらず、刹那、母にもそれを見るよう促すと…。そんなものは見えないとのこと。
おかしいと今度は窓を開けて見返すと、私にはまだそこにハッキリと雲柱が見えます。
結局なぜあんなものが見えるのか、なぜ母親には見えなかったのか、全く判らずにその日は過ぎ、翌朝。
大きな揺れで目を覚ます事になりました。
地震雲ブーム?になるまで、あれは地震雲と気づかないまでも、震災後、確実に予兆だったとは感じました。
ちなみに最近の地震雲と言われている地震雲の多く(全部ではありません)は、すみませんが単なる自然発生の変わった形の雲ではないかと感じます。
私が見た雲柱は、未だに「地震雲」と言われている写真データ集には見当たりません。
当時はカメラ付携帯もスマホもなく、写真が撮れていないのが残念ですが、あれは幾何学的な巨大な(といっても遠くなのでそれなりに小さくは見えたのでしたが、それを逆算しての巨大)ビルかと見まがうばかりの雲柱でした。
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