【前兆現象】みなさんからの投稿~再び関東上空に気になる地震雲が出現~(3月4日)[No.0071]
地震雲が発生する仕組み
地震は地殻の変動によって発生しますが、揺れが発生する前には地殻の内部で摩擦や圧縮が起きて、地殻に含まれる石英(別名:水晶、クリスタル)に圧力が加わって電気が生じます。
この電気エネルギーが電磁波となって地上へ伝わります。そして電磁波というのは雲を形成するので、それが様々な形の地震雲となって上空に現れるという説が最も有力です。
また電磁波は磁界にも影響するので、磁界を感じ取れると言われている動物(イルカやクジラなど)が座礁する要因の一つといわれています。
地震雲が出現したりクジラが座礁したからといって、100%の確率ですぐに地震が起こるというわけではありませんが、地殻内部で何らかの異常が発生しているという予測はできます。
地震雲の種類についてはこちらをご覧ください。
再び関東上空に気になる地震雲が出現(3月4日)
投稿者 :むらみおさん
日 時 :2020年3月4日7時
場 所 :千葉県 松戸市
コメント:自宅から東側に見えました。
投稿者 :ありすママさん
日 時 :2020年3月4日8時
場 所 :埼玉県 さいたま市
コメント:犬の散歩中に見かけました。
全面キレイな縞模様だったのですが方角が気になったのと、もうすぐ3/11だったので気になってしまいました。
※現在、地震雲の写真の鑑定はお休みさせて頂いていますが、送って頂いた写真は拝見し、気になる地震雲については掲載をさせて頂きます。
昨日(3月3日)には、千葉の富津市上空に「モザイク状の雲」が出現していましたが、本日(4日)午前中に、千葉や埼玉の上空に出現したこれらの雲は「波紋形(はもんがた)地震雲」だと思われます。
形が崩れずに空全体に波紋が出現していることが確認できます。
このタイプは、波紋の濃淡が濃いほど規模の大きな地震になることが多く、2004年に発生した「新潟中越地震(M6.8)」の前にも出現していました。
そして、地震雲が出ていた方角ですが、目撃情報によると千葉や埼玉から東の方向ということなのですが、本日(4日)夕方に千葉県で地震が発生しました。
この地震の震源は千葉県東方沖で規模はM4.1 震源の深さは30kmでした。
地震雲が出ていた方向と地震の震源が一致しているので、もしかしたら、この地震の前兆だった可能性が考えられますが、波紋の濃淡がかなり濃い割りには規模が小さいのと、前日には千葉(富津)上空にモザイク状の雲が出現していたこともありますので、もう2週間ほどは要注意期間と見ておいた方が良さそうです。
念のため、関東地方にお住まいの方はいつも以上に防災意識を高めておいて頂きたいと思います。
引き続き、全国各地の気になる現象に注目していきます。
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