【気になる情報】噴火の前兆!?その2~「富士山の高周波地震の回数が増えている」&「高周波地震は火道周辺だと、岩石破壊の例がある」~(1月5日)[No.0072]
「富士山の高周波地震の回数が増えている」(1月5日)
投稿者:あるさん
投稿日:1月4日(土)
ここ数日、富士山の高周波地震の回数が増えているようです。
高周波地震は火道周辺だと、岩石破壊の例があるようで、これが継続するようだとちょっとまずいかもしれずお知らせした次第です。
これは非常に気がかりな情報です。
先月、こちらのページ 【気になる情報】噴火の前兆!?~富士山周辺に強いシグナルが出現&低周波地震も発生~ でお伝えしましたが、11月~12月にかけて、富士山の地下10km~15km(マグマ溜まりがあるとされている場所)で低周波地震が相次いで発生していました。
そして、今回は高周波地震も発生しているとのことで、グラフ(上段)を見ると、確かに昨年大晦日から今月2日にかけて地震の回数が急増していることが確認できます。
このグラフからは、深さ何kmで発生した地震かは分かりませんが、※火道付近で発生したものだとすると、これから岩石破壊が起こり、そこからマグマが一気に地表へ噴出する。つまり、噴火が起こる可能性がありそうです。
※火道とは、地表につながるマグマの通路のこと。
しかし、東日本大震災(2011年)直後には月に100回以上もの高周波地震が観測されていたので、あの時に比べればまだ大丈夫なのかなという感じもしますが、東日本大震災の4日後(2011年3月15日)に富士山直下でM6.4の大きな地震が起きており、それによってマグマ溜まり周辺の岩盤にひび割れが起きた可能性があるとのことです。
あれから9年の時が経過し、富士山の地下地盤でさらに破壊が進んでいると考えられるので、今回の地震増加は非常に気がかりな現象だと言えます。
引き続き、富士山周辺の地震活動を注視していきます。
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