【前兆現象】みなさんからの投稿~伊豆に複数の地震雲が出現~地震活動が活発化しているエリア~(12月16日)[No.0064]
不思議探偵社では、地震雲・地鳴り・動物の異常行動・植物の異変などの地震前兆現象のご投稿をお願いしています。
※現在、地震雲の写真の鑑定はお休みさせて頂いていますが、送って頂いた写真は拝見し、気になる地震雲については掲載をさせて頂きます。
見たことのないような雲や、奇妙な振動や地鳴り、ペットなど身近な動物の異常行動など、少しでも普段と違うことに気づいたら、ぜひご投稿をっ!
地震雲について詳しくお知りになりたい方はこちらの記事、【保存版】地震雲の見分け方~名前と種類と特徴~ をご覧ください。
地震雲が発生する仕組み
地震は地殻の変動によって発生しますが、揺れが発生する前には地殻の内部で摩擦や圧縮が起きて、地殻に含まれる石英(別名:水晶、クリスタル)に圧力が加わって電気が生じます。
この電気エネルギーが電磁波となって地上へ伝わります。そして電磁波というのは雲を形成するので、それが様々な形の地震雲となって上空に現れるという説が最も有力です。
また電磁波は磁界にも影響するので、磁界を感じ取れると言われている動物(イルカやクジラなど)が座礁する要因の一つといわれています。
地震雲が出現したりクジラが座礁したからといって、100%の確率ですぐに地震が起こるというわけではありませんが、地殻内部で何らかの異常が発生しているという予測はできます。
伊豆に複数の地震雲が出現(12月16日)
投稿者 :ぱん子さん
日 時 :2019年12月16日7時
場 所 :静岡県 伊豆の国市
コメント:東の空に見えました。地震雲でしょうか?
※現在、地震雲の写真の鑑定はお休みさせて頂いていますが、送って頂いた写真は拝見し、気になる地震雲については掲載をさせて頂きます。
これらの弧を描いたような雲は、「弓状形(きゅうじょうがた)地震雲」だと思われます。
このタイプは出現から3日ほどで対応する地震が起こることがあるのですが、雲の長さが長いほど地震の発生が早まる傾向があり、写真を見る限りは短い感じなので、対応する地震は1週間以上経ってからになる可能性もあるかも知れません。
こちらのページ 【前兆現象】みなさんからの投稿~兵庫に地震雲が出現「最近瀬戸内海が不穏なので、もしかしたら…と撮影しました」~(12月3日) に掲載していますが、今回と同じタイプの地震雲が出現した3日後に、地震雲が出ていた方向(瀬戸内海)で立て続けに地震が発生しました。
今回は、出現場所が伊豆半島ということで、そこから東方向となると、14日にM4.5の地震が発生した「伊豆大島近海」や、関東大震災(1923年)の震源となったとされている「相模湾」周辺で地震が起こる前兆だと思われます。
そして、本日(16日)の午前11時半頃に、伊豆大島近海で小規模の地震(M2.6)が起きています。
地震雲の出現から約4時間後の地震となったわけですが、おそらくぱん子さんが撮影された「弓状形(きゅうじょうがた)地震雲」は今日の地震ではなく、これから発生する地震の前兆だとおもわれます。
地震活動が活発になっているエリアだけに、かなり気がかりな地震雲です。
念のため、周辺地域(静岡、神奈川)にお住まいの方は、いつも以上に防災意識を高めておいて頂きたいと思います。
引き続き、各地の前兆現象を注視していきます。
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