【地震情報】南海トラフ巨大地震の想定震源域である「日向灘(ひゅうがなだ)」でM5.2の強い地震が発生(11月22日)
南海トラフ巨大地震の想定震源域(日向灘)でM5.6の強い地震が発生(11月22日)
本日(11月22日)午後18時5分頃に、南海トラフ巨大地震の想定震源域である「日向灘(ひゅうがなだ)」で強い地震が発生しました。
[画像:気象庁より]
この地震の震源は日向灘で規模はM5.2 震源の深さは約20kmでした。
この場所は南海トラフ巨大地震の想定震源域内です。
南海トラフ巨大地震の予想震源域
日向灘での地震は、南海トラフ巨大地震の引き金となる可能性が高いと言われています。
日向灘では今年の9月に相次いで中規模の地震が発生していたのですが、10月には有感地震がゼロとなっており、地震活動は落ち着いたかのように見えました。
しかし、約2ヶ月間の静穏期を経て、M5を超える強い地震が発生したので、日向灘で再び地震活動が活発化するのかも知れません。
そして、本日は同じく南海トラフ巨大地震の想定震源域で、別の強い地震も発生しています。
[画像:気象庁より]
この地震の震源は東海道南方沖で規模はM4.9 震源の深さは約410kmでした。
この地震は、震源が非常に深い場所である「深発地震」となっています。
このように、南海トラフ巨大地震の想定震源域で立て続けに強い地震が起きたことになり、非常に気がかりな状況となっていると言えます。
今日明日中に南海トラフ巨大地震が起こるとは思えませんが、今後、日向灘をはじめ、想定震源域で中規模～強い規模の地震が頻発するようだったらかなり危険な兆候だと言えます。
引き続き、南海トラフの地震活動を注視していきます。
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