【前兆現象】みなさんからの投稿~愛知に地震雲が出現「伊勢湾岸道下りを走行中、とても気になる雲を見た」~(11月16日)[No.0059]
不思議探偵社では、地震雲・地鳴り・動物の異常行動・植物の異変などの地震前兆現象のご投稿をお願いしています。
※現在、地震雲の写真の鑑定はお休みさせて頂いていますが、送って頂いた写真は拝見し、気になる地震雲については掲載をさせて頂きます。
見たことのないような雲や、奇妙な振動や地鳴り、ペットなど身近な動物の異常行動など、少しでも普段と違うことに気づいたら、ぜひご投稿をっ!
地震雲について詳しくお知りになりたい方はこちらの記事、【保存版】地震雲の見分け方~名前と種類と特徴~ をご覧ください。
地震雲が発生する仕組み
地震は地殻の変動によって発生しますが、揺れが発生する前には地殻の内部で摩擦や圧縮が起きて、地殻に含まれる石英(別名:水晶、クリスタル)に圧力が加わって電気が生じます。
この電気エネルギーが電磁波となって地上へ伝わります。そして電磁波というのは雲を形成するので、それが様々な形の地震雲となって上空に現れるという説が最も有力です。
また電磁波は磁界にも影響するので、磁界を感じ取れると言われている動物(イルカやクジラなど)が座礁する要因の一つといわれています。
地震雲が出現したりクジラが座礁したからといって、100%の確率ですぐに地震が起こるというわけではありませんが、地殻内部で何らかの異常が発生しているという予測はできます。
愛知に地震雲が出現(11月16日)
投稿者 :こまちゃんさん
日 時 :2019年11月15日4時
場 所 :愛知県 豊田市
コメント:レオさん、おはようございます。愛知県の伊勢湾岸道下りを走行中、とても気になる雲を見たので投稿させて頂きました。西方向に巨大な断層型地震雲が出ていました。
最近、中央構造線沿いの立て続けの地震や名古屋でこんな時期に、セミの羽化などの投稿を拝見して、不安になり投稿させて頂きました。何も無く気のせいだと良いのですが。
※現在、地震雲の写真の鑑定はお休みさせて頂いていますが、送って頂いた写真は拝見し、気になる地震雲については掲載をさせて頂きます。
この雲は、こまちゃんさんがコメントされているように、「断層型(だんそうがた)地震雲」だと思われます。
このタイプは大規模な雨雲と似ているので、地震雲か気象の雲かを見極めるためには、天気予報をチェックする必要があります。
早速、撮影日(15日)と本日(16日)の愛知の天気予報をチェックしたところ、両日ともに晴れとなっていましたので、この雲は「断層型(だんそうがた)地震雲」で間違いなさそうです。
愛知から西方面ということは、伊勢湾や三重での地震が予想されますが、コメントされているように、ここ最近、※中央構造線付近で地震が相次いでいることもあるので、もしかしたらこの地震雲は中央構造線での地震の前兆なのかも知れません。
※中央構造線とは、九州から関東まで続く長大な断層のこと。
中央構造線は三重も伊勢湾も通っています。
11月にセミが羽化していたのが目撃されたのは愛知県名古屋市です。
地震雲が出現したからといって必ずしも対応する地震が発生するわけではありませんが、地殻内部や断層で何らかの異変が起きていると推測されます。
三重~愛知にお住まいの方は念のため、2週間ほどはいつも以上に防災意識を高めておいて頂きたいと思います。
引き続き、各地の前兆現象を注視していきます。
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