【地震情報】アメリカ・カリフォルニア州でM6.4の大地震が発生~「サンアンドレアス断層」が動くのか?東日本大震災(M9.0)を超える巨大地震の予測~(7月5日)
アメリカ・カリフォルニア州でM6.4の大地震が発生(7月5日)
本日(5日 日本時間)、アメリカ西部に位置するカリフォルニア州でM6.4の大地震が発生しました。
震源はロサンゼルスの北約200キロで、ロサンゼルス周辺でも揺れが感じられたほか、震源近くの町リッジクレストでは、複数のケガ人や建物火災の被害が出ているとのことです。
震度6程度の揺れか
今回の地震による揺れは、改正メルカリ震度階級の「震度VIII」程度の強い揺れとなっており、これは震度6程度の揺れに相当します。
米国地質調査所国立地震情報センターによると、津波発生の心配はなく、横ずれ断層型の地震ということです。
現地の状況
Earthquake rattles Southern California
photos of cracks in a road near Ridgecrest
grocery store in Ridgecrest pic.twitter.com/sGLzexyTKk— victory2020 (@2020_victory) 2019年7月4日
The 6.4 magnitude earthquake is the strongest one to hit Southern California in 20 years, the US Geological Survey reports https://t.co/V9Q0ku0rgT pic.twitter.com/mMmTjI4mo8
— CNN Breaking News (@cnnbrk) 2019年7月4日
震源は巨大断層「サンアンドレアス断層」の近く
今回の地震の震源は、太平洋プレートと北アメリカプレートの境界にある巨大断層「サンアンドレアス断層」の近くとなっています。
この断層の活動は非常に活発で、周辺エリアは地震多発地帯となっており、1906年に発生した「サンフランシスコ地震」では、3000人以上の犠牲者が出るなど甚大な被害が発生しました。
もっと遡ると、1700年にサンアンドレアス断層のすぐ北に位置する「カスケード沈み込み帯」で発生した巨大地震では、驚くべきことに日本に6mの津波が到達したそうです。
現在は特にサンアンドレアス断層の南部で歪みエネルギーが蓄積されている可能性が高いとされていて、M7クラスの大地震はいつ発生してもおかしくはない状況となっています。
また、サンアンドレアス断層全域で断層破壊が起こると、東日本大震災(M9.0)を超える規模の巨大地震となる可能性があります。
今回の地震をきっかけとして、サンアンドレアス断層で連鎖的に大地震が起こることも考えられるので、今後の地震の推移を注視していく必要があります。
まずは、今回の大地震で被災された方々が、一日も早く平和な日常を取り戻せることを願っています。
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