【地震予知】「TEC値」による地震発生予測~トカラ列島・沖縄方面に異変が出現~(4月12日更新)[No.0055]
2019/04/12
トカラ列島~沖縄方面に異常が出現(4月9日)
本日(9日)お昼頃からTEC値のグラフに異変が出現しました。
お昼頃から15時頃(日本時間)にかけて、トカラ列島~沖縄方面が赤く表示されました。
このグラフは「TEC値の法則」に用いる全電子数のグラフです。
TEC値の法則とは……(Total Electron Content=※電離層の全電子数)のグラフにおいて「日本列島全体が赤く表示されると、数日以内に日本のどこかでM5クラスの強い地震が発生する」という法則。
2017年にTEC値の法則を発見してから現在までのところ、地震予知の的中率は100%となっています。
※電離層とは…上空80km~500kmあたりに存在する大気の層のこと。
日本列島全体が赤くなったわけではないので「TEC値の法則」が発動したわけではないのですが、昨日(8日)、沖縄近海でM5.5の強い地震が発生しており、再び琉球海溝沿いでそれなりの規模の地震が起こる前兆なのかも知れません。
今回は法則発動ではないので、必ず地震が起こるわけではありませんが、沖縄県やトカラ列島にお住まいの方は念のため、いつも以上に防災意識を高めておいて頂きたいと思います。
再び異変が出現(4月11日)
4月9日のTEC値のグラフにおいて、トカラ列島~沖縄方面に異変が現れていましたが、再び異変が現れました。
本日(11日)早朝6時ころ(日本時間)から8時過ぎまで、トカラ列島~沖縄方面に赤い表示エリアが出現しました。
グラフを見ると、日本列島全体が青い表示(電離層の電子数が少ない状態)なのに対して、沖縄方面は電子数が非常に多く(赤い表示)なっています。
また、よく見ると関東の南に位置する小笠原諸島辺りにもポツポツと赤い表示が出ています。
今のところ、沖縄方面でも小笠原諸島周辺でも地震は起きていませんが、念のため、周辺エリアにお住まいの方は防災意識を高めておいた方が良さそうです。
沖縄近海で強い地震が発生(4月12日) NEW!
4月9日と11日のTEC値のグラフにおいて、トカラ列島~沖縄方面に異変が現れていましたが、本日未明に対応した地震が発生しています。
この地震の震源は沖縄本島近海で規模はM5.0 震源の深さは10kmでした。
規模の大きい地震でしたが、震源が沖縄本島から離れていたために、揺れは小さいもので済みました。
また、早朝5時過ぎには奄美大島でも地震が立て続けに発生しています。
この地震の震源は奄美大島近海で規模はM2.9 震源の深さは10kmでした。
この地震から数分後にも同じ場所でM2.8の地震が発生しています。
今回は日本列島全体が赤く表示されたわけではないので、「TEC値の法則」発動とはなりませんでしたが、やはりTECのグラフに異変が現れると、地震が起こりやすい状況であると言えそうです。
引き続き、TEC値のグラフを注視していきます。
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