【地震情報】再び福島県沖でやや強い地震が発生(3月29日更新2回目)
2019/03/30
再び福島県沖でやや強い地震が発生(3月29日)
今月11日にM5.9、M5.1、M4.9の地震が立て続けに発生した福島県沖ですが、本日早朝に再び地震が発生しています。
この地震の震源は福島県沖で規模はM4.6 震源の深さはごく浅い場所でした。
今月(3月)に福島県沖で起きた有感地震を見ると…
中規模以上~強い規模の地震が8回発生しています。
2月に起きた地震は4回で、全てM5未満の規模だったことも考慮すると、福島県沖の地震活動が急激に拡大していることが分かります。
この場所は、東日本大震災の「※アウターライズ地震」が想定されているエリアです。
※アウターライズ地震……海溝型巨大地震の震源よりも外側で発生する地震で、震源が陸地から離れているために揺れ自体は巨大地震ほどではないが、大津波が発生するという特徴がある。
最近は南海トラフの方で目立った地震が続いているのでそちらに目が行きがちですが、東北沖や北海道沖でも地震活動が強まっているので注意が必要です。
引き続き、全国の地震活動を注視していきます。
再び福島県沖でM4クラスの地震&茨城県沖でもM4クラスの地震が発生(更新2回目) NEW!
本日(29日)早朝にやや強い地震が発生した福島県沖ですが、お昼過ぎにもほぼ同じ場所で地震が起きています。
この地震の震源は福島県沖で規模はM4.4 震源の深さは約20kmでした。
また、夕方にはこの震源から程近い茨城県沖でも地震が発生しています。
この地震の震源は茨城県沖で規模はM4.2 震源の深さは約40kmでした。
茨城県沖の地震(有感地震)も福島県沖と同様に、2月に4回だったのが、今月に入ってから急増してすでに8回の地震となっています。
福島県沖を中心として周辺エリアの地殻変動が大きくなって来ているのかも知れません。
ただ、少し楽観的に考えるのであれば、茨城県沖~東北沖では短期的に活動期と静穏期を繰り返しているので、もうしばらくしたら再び発生回数は落ち着くかも知れません。
しかし、海溝型の大地震が起こる前兆として、活動期と静穏期のサイクルを繰り返すということが知られているので、引き続き地震の推移を注視していく必要はあります。
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