【地震情報】日向灘で群発地震が発生中&気になる情報(3月28日)
群発地震が発生中&気になる情報(3月28日)
昨日(27日)夕方に発生したM3.7の地震後は、日向灘で有感地震は発生していません(28日6時現在)
しかし、無感地震(人が揺れを感じない地震)は、M3.7の地震後~本日(28日)6時の時点で約50回もの地震が発生しています。
全ての無感地震を調べたわけではないですが、それぞれの震源を見ると、M5.4を記録した地震の震源から少し離れた場所でも地震が起きています。
つまり、余震ではない地震が発生しており、断層の破壊が進行中と考えた方が自然だと思われます。
しかし、地震発生の間隔は長くなっているようなので、そこは良い兆候だと言えます。
気になる情報としては、今月7日の気象庁の発表で「四国の西部では2月から、中部では3月からプレート境界を震源とする深部低周波地震が続いている」とあり、これは大地震の前兆である「スロースリップ(ゆっくり滑り)現象」が原因ということです。
また、四国西部だけではなく、南海トラフ巨大地震の想定震源域である「紀伊水道」でも深部低周波地震が発生しており、紀伊水道から南の方へ活動エリアが拡大中とのことです。
他にも、愛知県においてもM5以上の深部低周波地震が確認されており、南海トラフの広域に渡って異変が起きているということを考えると、南海トラフ巨大地震の発生が徐々に近づいて来ているのかも知れません。
南海トラフ巨大地震が発生すると、九州~四国~東海地方~関東地方まで激しい揺れとなることが想定されており、津波も広範囲に到達することが想定されています。
地震というのはいつ起こるのか正確には予測できないものなので、やはり重要となってくるのは日頃の備え、そして防災意識を常に持っておくことだと思います。
「水や食料の備蓄」「非常持出袋の備え」「タンスなど家具の固定」「避難経路の確認」などを今一度、再チェックしておいて頂きたいと思います。
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