【東日本大震災】2011年3月11日14時46分にM9.0の巨大地震が発生~あれから9年が経ちました~
2011年3月11日14時46分18秒、、宮城県の牡鹿半島(おしかはんとう)の東南東約130km、同県仙台市の東方沖70km付近を震源とするマグニチュード9.0の巨大地震が発生。
この地震によって、宮城県で震度7、東北地方の多くの地域で震度6以上を記録し、南は九州の鹿児島から北は北海道まで日本の広範囲が揺れました。
そして、巨大な津波が発生し、東北沿岸部~関東沿岸部にかけて甚大な被害が発生。
この地震による死者は15899人、重軽傷者は6000人超、行方不明者は2529人にのぼります。
また建物への被害も甚大で、全壊した家屋は12万戸以上におよびました。
巨大な津波によって、福島県にある福島第一原子力発電所で事故が発生し、広範囲に放射性物質が飛散しました。
これは戦後最悪の災害となり、地震発生から7年が経った現在でも、多くの方が仮設住宅などでの避難生活を余儀なくされています。
復興庁によると、避難者数は4万7737人。岩手、宮城、福島3県のプレハブ仮設住宅には今も709人が暮らしていらっしゃいます。
ボクたちは過去に起きてしまったことを変えることはできませんが、これから先、起きる可能性がある大震災に対して備えることはできます。
ボクたちは東日本大震災から多くのことを学びました。
この教訓をこれから起こるであろう大震災に生かすことが、東日本大震災に遭遇したボクたちの使命だと言えます。
東日本大震災発生から現在までに、熊本地震(M7.3 最大震度7)、大阪府北部地震(M6.1 最大震度6弱)、北海道胆振東部地震(M6.7 最大震度7)などの大地震が発生しています。
そして今現在、全国各地で地震活動が非常に活発化しており、南海トラフ巨大地震の想定震源域でも地震が増加し始めています。
南海トラフでの地震は、約1700年という周期で巨大な地震となることが判明していて、前回巨大地震が起きたのが今からちょうど1700年ほど前なのです。
そして、M9を超える超巨大地震が2回発生する可能性も指摘されています。
つまり、東日本大震災級(M9.0)の巨大地震が2度発生することが懸念されているのです。
内閣府のワーキンググループによると「南海トラフ巨大地震による犠牲者数は30万人を超える」と試算されており、これは東日本大震災の約15倍の規模ということになります。
ボクたちは、これから起こる大震災をただ恐れるのではなく、いかに被害を最小にできるかを考え、出来得るかぎりの備えをしておくことが大切です。
最後になりましたが、東日本大震災によって犠牲になられた方々のご冥福を祈るとともに、未だに避難生活を余儀なくされている方々が1日でも早く安心した日常を送れることを願っています。
2020年3月11日
不思議探偵社 管理人 レオ
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