[白虹現象]地震の前兆?気象現象?長野県白馬村で白い虹が出現して話題に
6月7日早朝に、長野県白馬村上空に「白い虹(白虹現象)」が現れて話題になっています。
今朝、長野県白馬村で「白い虹」の報告がありました!
これは、『白虹(しろにじ)』もしくは『霧虹(きりにじ)』と呼ばれる現象で、朝に見られると霧が解消して晴れるサインとされています。https://t.co/7Xj0EWS4QK pic.twitter.com/t5GTUsJwS6— ウェザーニュース (@wni_jp) 2018年6月6日
白虹現象は日暈(ひがさ)と同じく大気光学現象です。
ツイッターに書かれているように、早朝に白い虹が現れると霧が晴れていくとされています。
日暈の場合は「これから天気が崩れていくサイン」とされていますが、しかし、どちらも地震の前兆現象という可能性もあるのです。
白い虹→地震発生のケース
※下記は2016年のニュース記事です。
白虹と地震との関係を示す前例を、以下にいくつか紹介したい。
まず、今年5月29日にも、同じ北海道の七飯町で白虹が撮影されていた。この時にも、2日後の5月31日に千島列島北西沖(シムシル島東北沖)でM6.1の大きな地震が発生した。
また、6日後の6月4日には、より近い十勝沖でM4.4の地震も起きていた。
今年6月17日には、神奈川県で白虹が撮影されたが、3日後となる6月20日には千葉県北西部でM4.6の地震が起きた。
2015年4月27日朝には、山梨県富士吉田市でアマチュア写真家によって白虹が撮影されたが、2日後の29日に山梨県中・西部でM2.1、6日後の5月3日には群馬県南部でM4.5の地震が起きている。
それだけではない。白虹は、海外でも出現している。
今年8月22日には、米ミズーリ州ニューヘブンで、写真家がドライブ中に白虹を撮影した。実は、ミズーリ州とニュージャージー州の県境付近では現在に至るまで群発地震が起きており、この5日後の27日にはM2.5、18日後の9月9日にはM3.4の地震が起きていた。
このように白虹現象の数日後に地震が発生しているというケースが多々あるのです。
また、古代中国では白い虹は「不吉の兆し」とされていたそうです。
今回出現した「白虹現象」がただの気象現象であれば良いのですが、地震の前兆という可能性も考えて、長野県や周辺地域にお住まいの方は、地震への警戒を高めておいた方が良いと思います。
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