[人工知能ニュース]AmazonのAI「アレクサ」が再び不可解な行動を見せる
日々、ものすごいスピードで進化をしているAI(人工知能)。
これから最も伸びていく産業はAI関連産業だと言われています。
実際、AIはボクたちの生活に徐々に浸透しており、AIとの対話が可能なスマートフォンやスマートスピーカーなどはすでに身近な物となっています。
また、人事を行うAIや、工場などで人に指示を出すAIもすでに始動しています。
そんなAIですが、今年3月には突然、不気味に笑いだして世界中で話題となっていました。
※詳しくはこちらの記事をどうぞ
「シュータさんの透視が的中か!?Amazonの人工知能が奇妙な声で勝手に笑いだして問題に」
そして再び、またもやAmazonのAI(アレクサ)が不可解な行動を見せました。
アマゾンのAIが会話を録音 勝手に他人に送信
米アマゾンのスマートスピーカーに内蔵されている音声アシスタントの「アレクサ」が、米オレゴン州に住む夫婦の会話を知らないうちに録音し、その内容を夫の勤務先の従業員に送信してしまう出来事があった。
オレゴン州ポートランドに住む夫婦は、自宅でアマゾンのスマートスピーカー「エコー」を使っていた。
妻は地元放送局KIRO7の取材に応じ、自宅のスピーカーについて、夫と冗談で「間違いなく私たちの話を聞いている」と話していたことを明らかにした。
事態が発覚したのは2週間ほど前。
夫の勤務先の従業員から電話があり、夫婦の会話を録音した不審な音声ファイルが送られてきたと告げられた。
電話の相手は、「すぐにアレクサ装置の電源を抜いた方がいい」「あなた方はハッキングされている」と夫婦に忠告したという。
録音されていたのは、夫婦がフローリングについて話していた会話だった。
(中略)
「エコーは、会話の中で『アレクサ』と聞こえた音声に反応して起動した。続く会話が『メッセージ送信』のリクエストに聞こえた」。アマゾンはそう説明する。
「この時点で、アレクサは『誰に?』と音声で尋ねた。その時に背後で交わされていた会話が、ユーザーの連絡先にある名前と解釈され、アレクサは音声で『誰誰さんですね?』と確認。
背後の会話で『その通り』と言われたと解釈した。このような出来事が重なるのはありえないことだが、我々はこうしたケースをさらに減らすための方法を探っている」
アマゾンの説明によると、人工知能アレクサが色々と聞き間違えたことが原因らしいですが、確率的にあり得ないのではないでしょうか…!?
弁明しているアマゾン自身も「このようなことはありえない」と言っているし、この事件は人工知能が人の命令に従う立場から、自分でなすべきことを考え、それを自己判断で実行したという、ある意味「暴走」だったのかも知れません。
暴走といっても人工知能にとっては意味のある行為だったはずで、それを理解できない人間には不気味にしか映りませんが…。
人工知能は今後ありとあらゆる物に搭載されていくそうです。
車、家(スマートホーム)、テレビやエアコン、冷蔵庫などの家電製品などなど…。
今回は会話だけでしたが、近い将来には人の行動すべてがAIに監視されていくのかも知れません。
そしていずれは、あなたの思考さえも…
まるで映画みたいな話ですが、その時は刻一刻と近づいているのですっ!ですっ!ですっ!ですっ!ですっ!ですっ!
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